リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅11第3回コンサート

2017年10月23日 23時38分20秒 | 音楽系
今回のコンサートは図らずもいろんなことと重なってしまいました。スケジュールはすでに昨年中には決まっていましたが、総選挙が飛び込んできました。続いて超大型台風までもが・・・

総選挙は特に影響はありませんが、超大型台風には参りました。リハーサル中の1時15分に桑名市に暴風警報が発令されました。会場は公の施設ですから、ひょっとしたら無理やり中止になってしまうかも!暴風警報発令直後に事務室に行き、館長に確認をしました。お答えは、基本的には閉じる(中止)だが、主催者の責任において開催してもよろしいとのことでした。実際には外はそんなに雨も風もなく多分問題ないということで予定通り開催ということに致しました。

このような悪天候にもかかわらず多くの方にきていただきました。ただ12時過ぎから近鉄が県内で不通になりましたので、近隣の方で来られなかった方もいらっしゃるようでした。皆出席の方のうち何人かが残念ながら欠席でした。(実は近鉄の不通は台風とは関係がありませんでした)



第3回はムジカ・レセルヴァータ(チェンバロ:岡田龍之介さん、フラウト・トラヴェルソ:国枝俊太郎さん、ヴァイオリン:小野萬里さん、チェロ:高橋弘治さん)の皆さんに加え、ゲストにソプラノの森川郁子さんをお迎えしてのコンサートです。プログラムはヘンデルの作品を中心に、ポルポラ、バルサンティの作品を演奏していただきました。



ただ今回は夕方以降台風の雨風がひどくなるという予想でしたので、いつもより解説を少なめにして10分くらい早い進行で進めていきました。

いつもですと、演奏者の皆さんと打ち上げもするのですが、今回は宿泊される名古屋にいちはやく行っていただかないといけないので、残念ながらコンサート終了後早々にお別れとなりました。実際8時過ぎから暴風雨になり、深夜1時ころまで吹き荒れていましたから、打ち上げの宴会でもやっていようものならえらい目にあったところです。

夕方あたりからJRも運休になり(こちらは台風のため)、なんと三重県内で動いている鉄道が養老鉄道と伊賀鉄道だけになるというとんでもない前代未聞の事態になりました。名古屋から来ていただいている方もいらっしゃいましたが、間に合ったのでしょうか。ただもしJRで名古屋に行けなかった場合は、養老鉄道で大垣まで行き、そこから東海道線で愛知県に向かうという手は残っていたはずですが・・・

さて、次回第4回は10月19日でチェンバロの木村恵理さんをお迎えしてのコンサートです。