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山寺をかけのぼる

2016年07月31日 | その他もろもろ
昨日、小田和正さんのコンサートに行きました。
高校時代から夢中になって聴いたオフコース、そのころはチケットを買うことはできず、ライブを見たことは一度もありませんでした。
オトナになってから1990年代にはじめてチケットが買えてコンサートに行きました。初めて生で見て大感激でした。
その後またしばらく縁がなかったんですが、アメリカから帰国して仙台に来て、一気に「行ける」機会が増えました。
ご存じのとおり、小田さんは東北大の出身ですから、萩ホールでのライブなどもあり、東北大関係者の友人が連れていってくれるという幸運もありました。

2-3年くらい前に、そろそろ毎年のライブはもうないのではないかと心配した時期があったんですが、昨年はその時の不安感は全然ないようなライブでした。

で、今年ですが、わたしは実は途中ちょっと違和感を感じました。声が出ないとかそんなんじゃないです。
ただちょっと大丈夫かな、、という心配。最後の挨拶でも、小田さんはちょっと「途中ばてました」と言ってて、「あ、やっぱりな」と。

だけど、例のご当地で山寺の階段を走って上る小田さんを見て、これはすごいとびっくりしました。
70近くなって、あの階段を走って登れるということは、ライブのために相当鍛えておられると思います。
あの声も、維持するためにおそらくすごい努力をされているのではないかと。
そう感じました。

70年代からなじみのあるミュージシャン、今も大好きで昔のCD聴いている人が何人かありますが、ライブに行ってこれだけ声が出る人は小田さん以外に知りません。
小田さんは準備の精度がすごいのだと思う。
私は、自分があの年齢になって今の体力保てるかな?と自問しました。
わたしも自分で言うのもなんですが努力の人なので、運動好きじゃないのにジムに通ったりしてますが、これからもっと日々大事に考えていこうと思いました。

ところで、わたしの周囲の観客はどう見てもわたしと同年代かちょっと上の方ばかり、座ってる時間の方が長いという過ごし方で聴かれてましたが、わたしは先日の「ウカスカジー」オールスタンディングで自信がついて、もうライブは座らなくてもいける!というわけで立ちっぱなし(周囲に遠慮して静かなところではちょっとは座りましたが)。70歳になったときに、まだライブに行くかどうかわかりませんが、小田さんが花道を走り回っているのだから、もしかしたらオールスタンディングもまだ行けちゃうかもとかいう、なにやら「目標」みたいなのができました(笑)。

今できることをきちんとやっていこう、と改めて考えたライブでした。


コメント (2)
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