院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

郵政民営化

2009-02-19 08:29:33 | Weblog
 郵政が民営化されると、どういうことが起きるのか、私には分からなかった。

 ただ、ひとつ淡い期待があった。それは、小包がひどい扱いをされずに済むのではないか?日曜配達が行われるのではないか?という期待である。

 私は学生時代から郵便小包に恨みをもっている。何重にも荷物を包ませ、荷札を6個も付けさせ、届いたときには中身にキズがあるのである。私は学生時代、大切な本を実家から郵便小包で送ってもらった。

 本は何重にも保護されていた。それなのに、ハードカバーの本の端が潰れているのである。悪意を感じた。よほどの悪意をこめて郵送しなければ、これほどまで厳重な包装の本の端が潰れるはずがあろうか?

 以来、郵便小包を使わなくなった。そのころから宅配便が出てきた。なんと宅配便はチョコレートを厳重な包装もなく送れたのである。

 以来、宅配便が郵便小包を凌駕して、郵便局はついに郵パックを市場に出さざるをえなくなった。

 これは郵政民液化前の話である。

 郵政が民営化されれば、宅配便と同じく、当然、日曜配達が復活すると思っていた。根拠はないが、宗でなければ積極的に日曜配達をする民間に負けてしまうではないか?

 ところが郵便局は未だに日曜配達を復活しない。10円でも切手が足りなければ、送り主に戻す。送って、相手から10円取ればよいではないか?なんでそんなことが分からないのか?

 郵政は民営化しても何も変わっていない。