妻が実家から昭和初期の茶碗やお椀を山ほど持ってきた。このたびの戦災で焼けなかったものである。
ダンボール5箱分のそれらを見て驚いたことがいくつかある。
まず、みな桐の箱に入っていて、箱書きがある。箱書きがあるからと言って、日用雑器だし、妻の先祖がたいそうな家柄でもないので、どうせ2束3文だろうが・・。
現代の陶器屋では、茶碗でも銘々皿でも1組5脚というのが普通である。ところが、1組10脚、20脚という品が多いのである。これにも驚いた。当時は宴会などは家庭で開いたからだろう。
保存状態がよいのにも驚いた。1脚ずつが新聞紙や反故で包まれている。
意匠がなかなかよい。現代の陶器屋では見かけない、手の込んだ品が多い。
昔、これらの器を鑑定に出したことがあるらしい。トータルで2,3万円だったらしいが。
ダンボール5箱分のそれらを見て驚いたことがいくつかある。
まず、みな桐の箱に入っていて、箱書きがある。箱書きがあるからと言って、日用雑器だし、妻の先祖がたいそうな家柄でもないので、どうせ2束3文だろうが・・。
現代の陶器屋では、茶碗でも銘々皿でも1組5脚というのが普通である。ところが、1組10脚、20脚という品が多いのである。これにも驚いた。当時は宴会などは家庭で開いたからだろう。
保存状態がよいのにも驚いた。1脚ずつが新聞紙や反故で包まれている。
意匠がなかなかよい。現代の陶器屋では見かけない、手の込んだ品が多い。
昔、これらの器を鑑定に出したことがあるらしい。トータルで2,3万円だったらしいが。