(画像と記事は関係ありません。)
詳しいことは分からないが、現代物理学には「因果関係」という発想はないらしい。あるのはすべて「関数関係」だという。「関数関係」とは「=」(等号、イコール)で結ばれる関係である。
E = MC2
というアインシュタインの有名は式は、左辺や右辺がどちらの原因でも結果でもない。両辺はただ「こういう関係ですよ」ということを示しているに過ぎない。現代物理学が時間の概念を排除しているのかどうか、そこまでは知らない。
一方、気象学では好んで因果的な説明が行われる。たとえば、「今年の夏が暑いのは、太平洋高気圧が居座っているから」というように・・。
では、なぜ太平洋高気圧が居座っているのかというと、「南方に熱水塊が存在するから」と、ここでも因果論が出てくる。
だが、よく考えてみると、今年の夏が暑いのも、太平洋高気圧が居座っているのも、南方に熱水塊が存在するのも、すべて同時的に起こっていることではないのか?そこに時間的な順序のようなことがあるのか?
「関数関係」と「因果関係」がどういう関係にあるのか?自然現象を説明するにあたって、このように対極的な記述方法が同時に存在するのは何故なのか?そのへんのところを私はまだ明確に理解できていない。
詳しいことは分からないが、現代物理学には「因果関係」という発想はないらしい。あるのはすべて「関数関係」だという。「関数関係」とは「=」(等号、イコール)で結ばれる関係である。
E = MC2
というアインシュタインの有名は式は、左辺や右辺がどちらの原因でも結果でもない。両辺はただ「こういう関係ですよ」ということを示しているに過ぎない。現代物理学が時間の概念を排除しているのかどうか、そこまでは知らない。
一方、気象学では好んで因果的な説明が行われる。たとえば、「今年の夏が暑いのは、太平洋高気圧が居座っているから」というように・・。
では、なぜ太平洋高気圧が居座っているのかというと、「南方に熱水塊が存在するから」と、ここでも因果論が出てくる。
だが、よく考えてみると、今年の夏が暑いのも、太平洋高気圧が居座っているのも、南方に熱水塊が存在するのも、すべて同時的に起こっていることではないのか?そこに時間的な順序のようなことがあるのか?
「関数関係」と「因果関係」がどういう関係にあるのか?自然現象を説明するにあたって、このように対極的な記述方法が同時に存在するのは何故なのか?そのへんのところを私はまだ明確に理解できていない。