(高専ロボコン。NHKより。)
高専ロボコンが始まった。今年で30周年だそうである。高専ロボコンが始まった当初、自分もやりたいなぁと思いながら見ていた。
そのころは子ども達がまだ小中学生で、当方も明日の仕事のことが重要で、自分でロボットを作るなんて及びもつかなかった。だから、ビールを飲みながらテレビを見ているほかはなかった。
高専ロボコンが始まる前に、すでにアメリカではロボコンをやっていた。フィールドは高専ロボコンよりずっと小さく卓球台くらいで、ルールも荒いものだった。それでも相手に点数を与えないようにゴールにフタをするなんていう素朴なアイデアですら面白かった。
高専ロボコンに参加した高専生には、ロボコンは強烈な思い出となって残ることだろう。若い時の強い体験は、のちのちの人生の糧になると私は思う。
※今日の短歌
音のない深夜の街のマンションの明かりが弱く光って消える
ファブリ(埼玉県)