(MITのピアノ落とし。MITNewsより引用。)
MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生がボロボロのピアノを屋上から落として破壊するという「行事」は、すでに40年の歴史があるそうです。
MITはノーベル賞学者を何十人も輩出している名門校です。だからこそ、こうした馬鹿げた「行事」が許されるのでしょう。
下の写真は京大の卒業式です。京大の卒業式に着ぐるみや仮装が登場するのは、もはや「定例」となっています。着ぐるみや仮装はまさに京大だからOKなのであって、ほかの無名校がやっても洒落になりません。
(京大の卒業式。キン肉マンが混じっていたりする。京都大学のHPより引用。)
今のところ、MITや京大の「馬鹿な行為」は庶民に支持されています。ですが、ちょっとでも勘所を間違えると、敏感な庶民は「馬鹿な行為」の底流にひそむエリート意識を激しく批判するようになるでしょう。
「馬鹿な行為」を批判を浴びずに行うのは、けっこう難しいのです。
※今日、気にとまった短歌
眼と鼻をクチャクチャにして頭痛までこれでどうだと言わんばかりに (岡崎市)梅基彰