基本的にここの書き手は、古いマンガが好きで、
話が現在のマンガからかなりずれてます。
ま、とにかく。
梅図かずお「アゲイン」(単行本全6巻)と
木原敏江「摩利と新吾」をちょろっと読んでました。
ほんとは「摩利~」を全部読むつもりだったんですが、
途中から下り坂に話がBLなしめっぽさへと染まって
いったので方向転換。
悪い意味ではなくて、作者がしっかり内面を書こうと
した結果こうなったのだな、という話の進め方なので、
気候がじっとりしてなければ最後まで読めたかな、と
思います。
前半は「ウェットでバンカラな」=「ヴェッテンベルク・バンカランゲン」
そのもの、っと言ったテンポで、美男どもがいい壊れ
っぷり+ハッピーエンドのエンタメ的なつくりになってます。
ただ、それだけではなく「ウェット」な面もどんどんと
織り交ぜて描く点はやっぱり少女マンガだなぁ、と。
大和和紀の「アラミス'78」と似た、明るいわらかしが
少しずつ失せてゆくのがさみしくなります。
その寂しさに負けて、「アゲイン」を手に取ったわけですが。
凄い完成度。
話は説明できません。とにかく、
あれだけはちゃめちゃやっといて、最後これかよ!!
やべえ涙がこぼれるよ!!!という出来です。
「まことちゃん」の前奏曲というのは言わずもがな
(作中の一家を見比べてみてください)
ギャグやっときながらまとめ方が「駿馬老いれば駑馬に劣る」
の寂寥感が、せつなくて、ずるいです。
やっぱり「まことちゃん」とのギャップが気になる・・・。
が、諸事情により「ポーの一族」にそのうち挑戦せねば、
と思いつつ、「あばしり一家」とか読んじゃうんだろうな。
話が現在のマンガからかなりずれてます。
ま、とにかく。
梅図かずお「アゲイン」(単行本全6巻)と
木原敏江「摩利と新吾」をちょろっと読んでました。
ほんとは「摩利~」を全部読むつもりだったんですが、
途中から下り坂に話がBLなしめっぽさへと染まって
いったので方向転換。
悪い意味ではなくて、作者がしっかり内面を書こうと
した結果こうなったのだな、という話の進め方なので、
気候がじっとりしてなければ最後まで読めたかな、と
思います。
前半は「ウェットでバンカラな」=「ヴェッテンベルク・バンカランゲン」
そのもの、っと言ったテンポで、美男どもがいい壊れ
っぷり+ハッピーエンドのエンタメ的なつくりになってます。
ただ、それだけではなく「ウェット」な面もどんどんと
織り交ぜて描く点はやっぱり少女マンガだなぁ、と。
大和和紀の「アラミス'78」と似た、明るいわらかしが
少しずつ失せてゆくのがさみしくなります。
その寂しさに負けて、「アゲイン」を手に取ったわけですが。
凄い完成度。
話は説明できません。とにかく、
あれだけはちゃめちゃやっといて、最後これかよ!!
やべえ涙がこぼれるよ!!!という出来です。
「まことちゃん」の前奏曲というのは言わずもがな
(作中の一家を見比べてみてください)
ギャグやっときながらまとめ方が「駿馬老いれば駑馬に劣る」
の寂寥感が、せつなくて、ずるいです。
やっぱり「まことちゃん」とのギャップが気になる・・・。
が、諸事情により「ポーの一族」にそのうち挑戦せねば、
と思いつつ、「あばしり一家」とか読んじゃうんだろうな。