そろそろ沢登りの季節です。 と言っても元々それほど沢登りはしないんですが、最近渓流釣り用のウェーディングシューズをキャラバンのイドログリップソールに買い替えたので早速試しに行きました。
貝月谷は歩きメインの癒し系の渓谷です。と言ってもメット(これも最近やっと穴あきメットを買ったのだ)と一応念のため補助ロープは持参しました。
駐車場から舗装された林道を上がり、大きなパイプで組まれた堰堤から入渓です。

思ったより水温は冷たくなかった。

地質的には貝月花崗岩と呼ばれるこの一帯はその名のとおりの花崗岩の沢ですが、水成岩の沢と違って雰囲気が明るいですね。

スッーとイワナらしき魚影が目の前を横切りました。

ナメもあります。

この雰囲気もいいなあ。

この谷で自分的には一番好みの滝でした。

これほどのトユ状にえぐれるまでにどれほどの年月が費やされるのでしょうか

こいつは少し手前を右手から巻きました。

そろそろ源頭に近づいてきました。

と思っていたらまだ小滝が続きます。

ほとんど源頭付近まで水が流れていました。

稜線直下の藪はそれほど濃くはありません。10分ほどで山頂のすぐ左のコルに到着しました。

山頂ではだれもいなかったので濡れたものを広げて乾かさせていただきました。
花崗岩の沢はヒル君がいないとか言われていますが、いましたよ。自宅に帰ってスパッツを見たら一匹くっついていました。
ところでキャラバンのイドログリップソールは快調でした。ヌメリにはちょっと弱いと感じましたが、なんと言っても源頭付近の泥の詰まったルンゼを登るときフェルトとは全然違いますし、下山時にスニーカーに履き替えも不要というのが最高です。