いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

ショッキングな新春御在所岳登山

2021-01-04 | 鈴鹿
雪山に登ったことがないヤマちゃんが伊吹山に連れてってと言うので冬靴と12Pアイゼンを買わせ、その前哨戦にアイゼントレーニングを兼ねて鈴鹿の御在所岳に連れて行きました。

人気コースの裏道登山道から登って中道登山道で下山というルート取り。

正月岐阜では雪は降ったものの御在所岳はそれほど降らなかったみたいです。

ゲート前に駐車して裏道登山道入り口までところどころ凍った車道を歩きます。


裏道登山道入り口は路面が完全にアイスバーンになっていてここからアイゼンを着けて歩きました。

日向小屋を過ぎてしばらく歩いていくと私の右足のアイゼンが何か緩んだような感触。
締めが甘かったのか?とよく見るとガーン! 右足のブーツのヒールが割れているじゃありませんか!
たまにネットでも登山中にブーツの底の剥離トラブルの記事を見たりすることがありますが自分が当事者になるとは。
まだ登山口から30分も歩いていない地点だったので良かったのかもしれませんがショックでした。


手持ちのテーピングテープで応急処置して本日は残念ながらの敗退となりました。
ヤマちゃんごめん。 また埋め合わせするから。


このハンスワグナーのクラックセーフティは12年前に購入したもので雪山で数回くらい使用しただけでほとんど底も摩耗していないし綺麗な状態だったのですが、シューズ、ブーツの類は使わないと余計に老化するし、使用頻度に関係なく12年も経つとミッドソールのポリウレタンが加水分解する可能性は十分あります。
左足の方もよく観察すると何となくヒールに細い線(クラック)が入っているようにも見えます。
安いトレッキングブーツの場合は以前よく問題になってましたがアルパインブーツではそんなことはなかろうと油断していました。
使わない道具ほどたまに使用するときには注意が必要ということですね。

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