いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

土蔵岳

2022-05-04 | 岐阜、西濃の山
GW後半の中日に揖斐の土蔵岳に行ってきました。


土倉谷出合いの林道脇に駐車します。


駐車地のすぐ横がこれから登る土蔵岳南西尾根の尾根尻です。


取っつきの植林地急傾斜が終わると自然林のトレイルとなります。


グリーンシャワーが素晴らしい。


ほとんど藪無し。


残念な伐採倒木地帯が少しの区間ありますが。




五つの幹が集合したブナの巨木。


シロモジは道を通せんぼ。 痩せ尾根だったら正面突破しかないですがここは広い尾根なので回り込みます。


雪の重みで大きく曲がったブナ3本。




登りの時はブッシュ帯を正面突破しましたが下りの時に左手に歩き易いトレイルがありました。


まだ所々に残雪が残ってました。


やっと見えた山頂、ではなく前衛のピークです。


池になりつつある残雪。


この辺りも良さげなところ。


藪山と聞いていたので少し構えていましたがせいぜい小藪でした。それも枝藪なのでスカスカですからルーファイも楽でした。


山頂到着。


山頂付近の状態。 まあ見晴らしは最初から期待していませんでしたが。
本日は大ダワまで往復するつもりでしたが登りの途中で左足を軽くひねったのでここで引き返します。

ここで撤退したのが功を奏したのか山頂から少し下ったところで岐阜では有名ブロガーのモンリさんにお会いすることができました。
黒いワンちゃんを連れた沢装備の方だったのでそうではないかなと思いお尋ねするとそうでした。
モンリさんのブログでは美濃地区の沢をこれでもかというぐらいに精力的に登っておられるのでまた機会があればゆっくり沢のお話でも聞ければいいなと思いました。

ところで下山中P937手前で今度は白黒の中型犬が急に目の前に現れました。20mほど向こうの藪の中にいるその御主人は盛んにワンちゃんに「戻れ」と声をかけていますが一向に戻る気配はなく林の中を走り回ってます。そしてそのうち私が進む下山路を駆け下って行きました。御主人は笛を吹いたり声かけしたりしていますがもうワンちゃんは見えません。
その後下山路を高度で200m以上下って歩いていると後ろで犬の息が聞こえました。振り返ると先ほどのワンちゃんでした。ここまで下ってきたのかと思っているとさらに上から御主人がワンちゃんを追いかけて降りてきました。
さてどうするのでしょうかね。もう一度山頂をここから目指すのか、追いかけっこを続けるのか。
愛犬と一緒にリード無しで登山するということは愛犬に翻弄されるのも楽しみのひとつなのかな。


下山してからすぐ近くの土倉鉱山跡を見に行きました。最盛期には1000人が暮らしていたとのこと。
ジブリのアニメに出てきそうな要塞を思わせる遺構です。
コメント (2)
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高畑山から高室山まで周回

2022-05-01 | 鈴鹿
鈴鹿の高畑山、陣尾山、杉坂山、丸山、高室山、倉骨山を周回してきました。
国道306号線佐目トンネル西口にある高室山駐車場からのスタートです。国道を西に歩いて霧ヶ原にある林道から入ります。


林道が二股になったところは左に進むとほどなく山道になります。


一つ目の送電鉄塔に到着。 本日は高畑山から杉坂山まで送電鉄塔沿いに進みます。


藪のない歩き易い道。 


本日一座目の高畑山山頂。


さらに北へ進みます。


高畑山を過ぎたところの展望地。 右がこれら登る陣尾山、そして左が杉坂山。


雰囲気の良い尾根道を進む山ちゃん。


陣尾山の手前は激坂登りでした。


陣尾山山頂。 三角点に置いた山名プレートが反射して読めない(涙)


陣尾山から杉坂山に行く途中に小さなピークにダイダイゴケが寄生した岩がゴロゴロした地点がありました。


杉坂山山頂。 三座目です。
杉坂山からは陣尾山に一旦戻ります。


陣尾山からは南東方向に走る緩やかで広い尾根を丸山に向かって進みます。


丸山山頂。


この辺りは石灰岩の山によく見られる陥没地があります。


丸山から次の高室山方面に下るとすぐに林道に降り立ちます。


林道を進むと高室山への案内標識もありました。 後になって思い出しましたが以前高室山に登った時は下から登山道を上がってきてこの標識のところへ出ました。


林道横の高室山登山口。


高室山山頂手前の雰囲気。 明るくて木立のない開けた山頂がここからでもうかがえます。


高室山到着。 本日のメインイベント。 最高の天気に恵まれて360度の景観を堪能しました。


北に見える霊仙山とその左肩に小さく見える伊吹山。


先週登った高塚山、ソノド、幾里山。


御池岳は本日ハイカーで密密でしょう。


琵琶湖もよく見えました。


最後に高室山のすぐ先にある倉骨山に登頂。


倉骨山から高室山山頂を見上げる。


もう一度高室山に戻り下山しました。 
下山路で最後にちょっと楽しようと最後の登りを避けてトラバース道に進んだら酷い目にあいました。横着したらあきません。




コメント
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