昨年の第一回定例会の際に、要綱行政の問題について取り上げました。 区政は、選挙によって選ばれた議員が構成する議会の議決に基づく条例に基づき執行されること、特に、区民の権利義務に関わる事項は、条例によって規定するのが大原則ですが、要綱と呼ばれる、行政内部の規定により、区政のかなりの部分が運営されています。 それでいながら、どのような要綱が存在するのか、議員さえ、あるいは、職員も自分の関わる部署の要綱しか知らないのが実態です。 そこで、要綱で定める範囲を限定するとともに、基準を設けること、そして、区民に見えるよう公開することを提案しました。 その結果、HPでの公開が約束され、4月から大田区のHPに要綱が掲載されています。 今日は、大田区の要綱行政の実態について報告します。 . . . 本文を読む