第四回定例会は、翌年の3月期間終了を控えた指定管理者の指定が行われることが多い議会です。2016年度第四回定例会でも、指定管理者指定議案9の議案が上程されました。区営住宅は32団地を一つの議案、区民住宅は9団地を一つの議案、公園水泳場は3つの公園のプールを一つの議案で議決しました。また、区営住宅32団地と区民住宅9団地は一つの事業者が指定されましたから、厳密に言えば、今回の9議案で、50の建物の管理運営を、10の事業者に管理運営させることの是非が問われたということです。大田区の公の144の施設がすでに指定管理者制度を導入していますが、そのうちの1/3以上にあたる50施設の指定という非常に影響の大きい、重要な議案が上程されました。議案はすべて可決されましたが、奈須りえは、指定管理者制度により区民の財産である公の施設の管理運営が必ずしも最良ではないと考え、反対しました。既に報告している反対討論は以下のリンクで読むことができます。 . . . 本文を読む