区長は、大勢の傍聴者の前で次の期も引き続き区長の任につく意思を明らかにし、多選自粛条例を廃止すると発言しました。
奇しくもマスコミが来ていて、翌日の新聞にも掲載されたそうです。マスメディアを使った効果的な立候補宣言です。ご自身は否定されましたが、こうした一連の条例提案・廃止も、議会の私的利用、私物化ではないでしょうか。
熟慮に熟慮を重ねて準備した立候補宣言はうまくいったかも知れませんが、多選の弊害をどうなくして区政運営するのか、質疑に対する答弁からは全く見えてきませんでした。
そもそもの条例の設置には反対なので、条例廃止に反対というより、この条例廃止議案により、立候補を演出し、多選を弊害だと認めながら、自分だけは大丈夫という、まさに多選の弊害があらわれ始めていることに、NOを言うために、議案には反対しました。以下、議案の反対討論です . . . 本文を読む