大規模災害が起きるたび、心を痛め、また、自分の住んでいる街が被災したときのことを思い心配になるのは、私だけではないでしょう。区民アンケートでも防災は、多くの区民の関心事です。こうした状況のなか、大田区が防災基金を創設すると聞けば、これで安心できると思うかもしれません。しかし、あえて基金に積み立てなくても、災害時に基金を取り崩して使うことは可能です。復興計画がなければ、災害時の速やかな復興も難しいでしょう。基金総額1000億円のうち200億円に色をつけ、防災にしか使えなくすれば、福祉・教育財源を圧迫する可能性もあります。 . . . 本文を読む
区長選挙後最初に行われる補正予算は、選挙前の区長が編成した当初予算に、当選した区長の政策、区長らしさを反映した、いわゆる肉付け予算と言われています。 「新たな行政課題」と「当初予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するため」の補正予算と説明されていますが、合わせて、2019年度予算とみるべきでしょう。 . . . 本文を読む