国交省に電話して、シールドトンネル工事のガイドライン策定の意図についてうかがいました。土木学会のトンネル標準示方書(シールドトンネル)があるにも関わらず、国交省は、「横断的に知見を共有できていない」「教訓を次に生かせていない」という問題意識をもってシールドトンネル工事の事故を見ています。そうなると、安全の前提だったトンネル標準示方書(シールドトンネル)という日本の土木学会の知見の集積=権威に対し、国交省が疑義を唱えたことになります。私は、トンネル標準示方書の改定を求めるべきだったと思いますが、新たな基準を作ることになれば、これまでのトンネル示方書の位置づけはどうなるのでしょうか。 . . . 本文を読む
コロナで財源不足だといいますが、地方議会は、財政規律や優先順位より、主張が先に立ち、ほしいもの全てに賛成しているように感じます。 ところが、財政というのは、必要が先に立ちますから、議会が、ほしいということは、住民にその負担をお願いするのと同じ意味があります。 制入量出という考え方です。呑み川の合流改善と言って、雨が降って流れ出る汚水部分を一時ためておく貯留施設を作るための予算を変更して増額する補正予算が出されました。15億円が倍の30億円。しかも、これで終わりではなく、総延長6.15キロメートルにも及ぶ直径3m程度の巨大な下水管工事ですが、総額いくらいなるのか聞いても示されません。呑み川のにおいのもとになっている、雨が降った際の汚水の問題の解決策として提案されている貯留施設ですが、過密化する都市の構造的な問題でもあります。根本的な問題の解決策は示されなママ、対症療法で私たちの大切な税金が使われていきます。ちなみに、この下水管状の汚水の貯留施設は、リニア中央新幹線とも交差します。以下、議案の討論です。 . . . 本文を読む