コロナ給付金を給付するための補正予算議案が大田区議会で可決しました。私以外の全議員が賛成でした。児童手当受給世帯という子育て中の方たちへの給付で、コロナでお困りの方も多いという判断が多かったのだと思いますが、現金給付の是非とともに、そもそもの日本の社会保障政策や財政規律を根底から覆すことになります。10年前と少し前には「バラマキ」と批判された現金給付ですが、昨年の特別定額給付金も非常時の現金給付ということでなのか、あまり批判の声が聞こえませんでした。コロナ給付金のどこが問題か討論しましたので、ご覧ください。 . . . 本文を読む
大田区では、着々と区民の福祉に関わる情報がマイナンバーに紐づけられていて、39番目の個人情報の紐づけについての条例改正が行われました。奈須りえは、マイナンバーに紐づけられた個人情報が、スーパーシティという仕組みにより、事業者の「金儲け」のために使われてしまうので、条例改正に反対しましたが、多くの議員の賛成で決まってしまいました。
大田区のどんな福祉サービスを使っているのかを個人情報に紐づけるには、議会の賛成がなければ=行政が勝手にはできません。それだけ、マイナンバーと個人情報を紐づけることは、重大なことだということです。反対の理由についての討論をご報告します。 . . . 本文を読む