企業は過去最高益なのに、給与があがりません。昨年から今年にかけ、上位2割の方たちの給与が下がっています。8割の方たちも、あがっているように見えますが、2020年はコロナで収入が減ったから、一部元に戻っで、給与が増えたように見えるのです。内閣府の資料をみていると、昨年から今年にかけ、特に、上位2割の給与が大きく減り、中間所得層が縮小しているように見えます。2007年の三位一体改革以降、特に中間所得層の住民税負担が大きくなるなど、中間所得層が縮小し始めています。昨今の、燃料費と物価上昇に、企業の給与体系が追い付かない状況で、手取りが減り、中間所得層が特に大きな影響を受けています。上位2割の給与が実質さがってきていることは、親世代の豊かさを、子世代に引き継げない時代になっている、ということでもあります。 . . . 本文を読む