大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

◆無断転載禁
◆連絡先 office☆nasurie.com(☆→@
◆メルマガ希望はメールで 追って連絡します

大田区の生活保護受給者割合の動きから、見えること

2025年01月28日 | ├社会保障
健康福祉委員会で、生活保護の受給者の動向について報告がありました。グラフ(本文参照)をみると、受給者が減ってきているのがわかります。 ところが、国の動向と比べると、全く違った側面が見えてきます。 長期的にみると、大幅に増えてしまったことがわかります。 戦後の貧しいときは、高い保護率ですが、高度経済成長で減らし それが、オイルショックで増えますが 昭和59年をピークに バブル景気も経て、平成4年1992年まで一貫して、減っているのです。 しかも、 当時、東京都と国の数字には、ほとんど差がありませんでしたが 今は、東京都の受給率が、2割ほど高くなっています。 豊かなはずの東京は 一方で、その豊かな「輪」からはじき出されれば、一転、生活保護になり、そこにたどり着けない方たちが ホームレスへと転落しかねない、そういう、危うさを感じます。 減ってきているから、良い、というより 0.7%から2%に増えてしまった保護率を、そういう社会をどうするか 考えさせられた、報告でした。 . . . 本文を読む