大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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山王小学校に隣接するホテル営業計画についての教育委員会請願審査

2020年03月03日 | 旅館業法規制緩和
山王小学校と地域の環境を守る会(以降「守る会」と呼ぶ)が、教育委員会に提出した請願についての審査が行われました。教育委員会が、教育環境への著しい影響を認めれば、ホテル営業許可はおろせません。そうした中での審査でした。どの委員も、学校とホテルが隣接していることや、隣接していることからホテルから学校をのぞき見される、利用者が学校児童と不適切な接触、撮影されることによる肖像権の侵害、教育の委縮、など、清純な教育環境への影響を認める意見が出されたそうです。教育委員会臨時会では結論を出さず、意見を取りまとめ、後日、取りまとめた意見を保健所に出すことになるようです。目隠しや曇りガラスの設置だけでは、守ることのできない安全や安心があることについて、どの教育委員も発言していたことを考えれば、教育委員会としてホテル業を認める余地を残した意見を出すことは難しいのではないかと感じました。仮にホテル業許可の余地を残す意見を出せば、ホテル営業に関わり、心配が現実になった時、教育委員会としての責任も問われるのではないかと思いました。 . . . 本文を読む

火事場に乗じる政府がコロナという火事場を迎えた今

2020年03月02日 | ●日々のできごと
「平時であれば絶対に法制審をスキップすることはできない。なぜできたかといったら、火事場だったからである。今も火事場だという認識をつくる必要がある。だから、平常のルーチンはスキップさせてもらいますと、これはとても重要だと思う。」これは、国家戦略特区のワーキンググループで、推進派委員が発言した言葉です。 過去にも「火事場」がありました。3.11の時、特区制度がドブロク特区から、一国二制度、法の下の平等を乗り越えたのが、この3.11の時でした。多くの規制が機関投資家の金儲けのために、いとも簡単に変えられ、私たちは、無法地帯と自己責任の社会に落とし込まれています。今後、ますます、規制緩和という無法地帯の影響が広がるでしょう。そして、いま、政府がある意味拡大させたコロナウイルスという「火事という場」です。政府が「火事場」に乗じて何をしようとしているのか、国会を見つめ、都道府県議会や地方議会を注視する必要があると思います。今国会では、情報を一元管理できるスマートシティを可能にしようとしています。大田区では、スマートシティーを前提にしたかのような方針や計画が公表されています。 . . . 本文を読む