こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

アカシジミ

2013年12月25日 |  ●シジミチョウ科

アカシジミ Japonica lutea
2012年7月 北海道 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[26-35㎜]
ホスト[ミズナラ・コナラなど]
写真の個体は外灯下にいたアカシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の広葉樹林に生息し、年1回発生。
暖地では5月-6月、寒冷地では7月-8月に見られ、日中は葉上で休んでいる事が多く、夕刻に活発に活動する。
睡眠から目覚める早朝以外はほとんど下へ降りてくる事が無いようです。
翅の色彩は♂♀共にオレンジ色で、裏翅は白帯で縁取られた黄褐色の帯が縦に走る。
尾状突起は黒く、先端が白くなる。♀は♂に比べ前翅の外縁が若干丸みを帯びる。

※ アカシジミとキタアカシジミの違い
アカシジミの方が若干小降りで、裏翅の白帯で縁取られた黄褐色の帯はアカシジミの方が濃い。
札幌近郊ではキタアカシジミは海岸付近のカシワ林に生息し、アカシジミは山地のミズナラ林に生息する。




2010年8月 北海道 アカシジミ



2011年7月 北海道 アカシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[本種は産卵後に親蝶が卵の表面にゴミや腹端の毛を付けてカムフラージュする為なかなか見つけづらい、
産卵ポイントとしてはミズナラなどの冬芽の付け根の一段下側の窪みなどに一卵ずつ産み付けられる事が多い]



【成長過程】

     
[卵]     [孵化]2㎜  [2齢]3.5㎜ [2齢]5㎜  [終齢]16㎜  [蛹化]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

ジョウザンミドリシジミ

2013年12月23日 |  ●シジミチョウ科

ジョウザンミドリシジミ Favonius taxila
2011年6月 [羽化] 北海道産 

分布[北海道・本州] 時期[7-8月] 開張[30-32㎜]
ホスト[ミズナラ・コナラ・カシワなど]
写真の個体は羽化したジョウザンミドリシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の広葉樹林で見られ、年1回、6-7月に出現しアイノミドリシジミ同様早朝に活動する。
比較的低い位置で縄張りを張ることが多く、ゼフィルスの中で最も写真の撮りやすい蝶と言えるでしょう。
♂の表翅は綺麗な青緑色の金属光沢があり、後翅外縁黒帯の幅は狭い。また尾状突起は他種よりやや長い。
♀の表翅は黒色で地味。
名前の由来は札幌市定山渓で最初に発見されたので[ジョウザン]シジミと名付けられた。



2011年6月 [羽化] 北海道産 ジョウザンミドリシジミ



2011年6月 [羽化] 北海道産 ジョウザンミドリシジミ ♀



2011年7月 北海道 ジョウザンミドリシジミ ♂



2011年7月 北海道 ジョウザンミドリシジミ ♀



ジョウザンミドリシジミ オスの標本


 採卵ワンポイントアドバイス
[ゼフ卵探索で一番見つけやすい卵で、林縁の張り出した横枝の冬芽の付け根に1卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

     
[孵化]1㎜         [2齢]5㎜        [3齢]8㎜        [終齢]16㎜      [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

フジミドリシジミ

2013年12月21日 |  ●シジミチョウ科

フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus
2012年5月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7月] 開張[32-34㎜]
ホスト[ブナ・イヌブナなど]
写真の個体は羽化したフジミドリシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

フジミドリは山地のブナ帯・自然林を好み、二次林にはほとんど生息しない、日本各地に分布する(※ 北海道では南部のブナ帯のみ)。
成虫は暖地では6月中旬-6月下旬、寒冷地では7月中旬-7月下旬に発生し、主に午後~夕刻に活動する。
他のゼフィルスの仲間に比べると発生が早く、成虫は普段高いブナの樹高にいてなかなか降りてこない為、完品で採集するのはなかなか難しい種。
卵は他のゼフ卵よりも大きく、まさに純白と言う言葉がしっくりとはまる綺麗な白色をしている。
また卵の大きさの割には、成虫は以外と小型なので驚いてしまう。
日本特産種で、近畿地方のフジミドリシジミは地球温暖化の影響で個体数は減少しているそうです。
最初に富士山で発見されたのでこの名がある。


 採卵ワンポイントアドバイス
[山地のブナ帯で、日当たりが悪く風通しの悪いブナのひこばえ、又は細い枝に一卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]5㎜        [3齢]9㎜        [終齢]16㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

ミドリシジミ

2013年12月19日 |  ●シジミチョウ科

ミドリシジミ Neozephyrus japonicus ♀
2011年8月 北海道 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[31-37㎜]
ホスト[ハンノキ類など]
写真の個体は2011.8.24 にイタドリの葉上にいたミドリシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の渓流沿いに生息し、特に低地の湿地帯で多く見られる。
年1回の発生で、暖地では6月、寒冷地では7月-8月に見られる。
♂は樹頂で縄張りを張り、自分の縄張りに入ってきた別の♂を必死に追い払う。
裏翅は♂♀ともに灰褐色であるが、♂の表翅は金緑色で、その周囲は黒い色で縁取られる。
♀の表翅は全体黒色で、前翅に青紫色や橙赤色に輝く模様をもつものから、無紋のタイプまで存在する。



2011年7月 北海道 ミドリシジミ



ミドリシジミ オスの標本




ミドリシジミ メスの標本


 採卵ワンポイントアドバイス
[湿地付近のハンノキ類で直径5-10㎝程の枝のまたや、冬芽の付け根などに一卵ずつ産む事が多く、
時に樹皮にまとめて複数卵産み付けられる事もある]



【成長過程】

   
[孵化]1.5㎜      [2齢]3㎜        [2齢]5㎜        [2齢]6㎜
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

ウラクロシジミ

2013年12月17日 |  ●シジミチョウ科

ウラクロシジミ Iratsume orsedice ♀
2011年5月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[30-35㎜]
ホスト[マンサクなど]
写真の個体は羽化したウラクロシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

ウラクロシジミは日本各地に広く分布するが産地はいずれも局地的で、深い渓谷沿い・食樹の多く混じった樹林などに多い。
成虫は年1回発生し、暖地の低山地域に発生する場合は5月下旬-6月下旬、寒冷地では7月上旬-8月に出現する。主に夕刻に活動する。
オスの表翅は光沢のある真珠のような白銀色で、メスは基半部が光沢のない淡白色の斑紋があり、外縁部は広く暗褐色をしている。
裏翅は濃淡二色の縦帯があり、外縁部には黒斑が並ぶ。
他のゼフと比べると若干黒っぽく見えるが、名前の由来[ウラクロ]になるほど裏が黒い訳では無いようです。
夕刻に夕日を浴びて乱舞する様子は、ゼフィルス史上の最高の情景と言われるほど人気の高い種である。



2011年5月 [羽化] 北海道産 ウラクロシジミ ♀



ウラクロシジミ オス(左)とメス(右)の標本


 採卵ワンポイントアドバイス
[冬芽の付け根に一卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]4㎜        [3齢]10㎜       [終齢]16㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

ミズイロオナガシジミ

2013年12月15日 |  ●シジミチョウ科

ミズイロオナガシジミ Antigius attilia
2011年7月 北海道 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[23-28㎜]
ホスト[コナラ・ミズナラ・カシワなど]
写真の個体は2011.7.12に葉の上にいたミズイロオナガシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の広葉樹林で見られ、年1回発生。
暖地では6月-7月、寒冷地では7月-8月頃に見られる。日中は葉上や葉の裏などで休んでいる事が多く主に夕刻に活動。
ゼフィルスの中でも比較的生息地の広い種で、公園や住宅街などでも見られることがある。
裏翅は綺麗な灰白色で、黒い帯が2本走り後翅の黒帯はL型になっている、尾状突起は長く先が白い。
表翅は黒色で、後翅にわずかに水色の斑が乗る。
♂と♀はとても良く似ていて外見での区別は難しい。



2011年7月 北海道 ミズイロオナガシジミ
夜間外灯の支柱で静止していたミズイロオナガシジミを撮影。



2011年6月 [羽化] 北海道産 ミズイロオナガシジミ
ミズナラで採卵したミズイロオナガシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[1年枝で直径5㎜から10㎜程度の太さの枝のまたの部分で見つかる事が多いが、太い枝の窪みなどでも見つかる。
一度にまとまって採れる事が少ない為、本種のみを狙うよりは副産物として探す方がオススメです、卵は一卵ずつ産み付けられる事が多い]



【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]4.5㎜      [3齢]10㎜       [終齢]15㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

オナガシジミ

2013年12月13日 |  ●シジミチョウ科

オナガシジミ Araragi enthea
2012年6月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[27-35㎜]
ホスト[オニグルミなど]
写真の個体は2012.6.19に羽化したオナガシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の渓谷沿いで見られ、年1回、暖地では7月、寒冷地では7-8月に出現し日中は葉の裏などで休んでいる事が多く、夕刻近くから活発に活動する。
表翅は全体的に黒色で、裏翅は白地に黒いゴマダラ模様で後翅後縁がオレンジ色をしている。尾状突起は長く先端は白い。
後翅裏のオレンジ斑が前翅に続く点で近縁種のミズイロオナガシジミやウスイロオナガシジミと区別できる。



2011年7月 北海道 オナガシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[独立した日当たりの良い樹で、良く張り出した枝の冬芽やその付近の樹皮に1卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

     
[1齢]3㎜         [2齢]5㎜        [3齢]10㎜       [終齢]13㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

ムモンアカシジミ

2013年12月11日 |  ●シジミチョウ科

ムモンアカシジミ Shirozua jonasi ♂♀
2011年8月 北海道 

分布[北海道・本州] 時期[7-9月] 開張[35-40㎜]
ホスト[ミズナラなどの葉・アブラムシ、カイガラムシ]
※ 幼虫はアリと共生する。
写真の個体は2011.8.10 に交尾中のムモンアカシジミを撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地の広葉樹林で見られ、年1回発生する。活動時間は午後から夕刻にかけて活発になる。
産地はかなり局地的で個体数は少ない。条件の良い好みの樹を見つけて産卵する為あまり付近から離れる事が少ない。
幼虫はゼフィルスの仲間の中では唯一半肉食性で、餌はアブラムシやカイガラムシ類の分泌物とミズナラなどの葉を食べて成長する。
中齢以降はアブラムシやカイガラムシを捕食することが多い。
卵はクサアリ類の通り道(蟻道)に産まれる事が多い為、恐らく蟻の出すフェロモンに誘因されているものと思える。
孵化時にはアリが触角で卵を叩くなど、アリとの関係が特に密接で不思議な生態に興味が湧く。
表翅は濃いオレンジ色で、裏翅は黄褐色地に茶褐色の縦の模様が特徴的です。



2011年8月 北海道 ムモンアカシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[最も難関の種類で、なかなか見つけ難いが毎年同じ樹で繰り返し発生する為、一度見つけると毎年見られるケースも多い。
大きなミズナラでアブラムシが発生し、クロクサアリなどが通る幹の窪みや樹皮の割れ目に一卵ずつ産み付けられる事が多い]



【成長過程】

    
[卵]1卵          [卵]1卵         [卵]2卵         [幼虫とアリ]      [アブラムシ類の卵]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

メスアカミドリシジミ

2013年12月09日 |  ●シジミチョウ科

メスアカミドリシジミ Chrysozephyrus smaragdinus ♀
2011年6月 [羽化] 北海道産 

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[33㎜前後]
ホスト[エゾヤマザクラ・エゾノウワズミザクラ・ミヤマザクラ・ソメイヨシノなど]
写真の個体は2011.6.2に羽化したメスアカミドリシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

本種♀の表翅は黒地に赤紋で地味ですが、♂の表翅の緑色の輝きはゼフィルスの中でも最も輝きが強く美しい。
成虫は年1回初夏に発生し、日本各地の平地~山地のコナラやミズナラなどの広葉樹林内に生息。



2011年6月 [羽化] 北海道産 メスアカミドリシジミ


 採卵ワンポイントアドバイス
[薄暗い環境に生える枝で、細枝の表面やまた、乾燥していないひこばえなどに一卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]4㎜        [3齢]11㎜       [終齢]20㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪

ハヤシミドリシジミ

2013年12月07日 |  ●シジミチョウ科

ハヤシミドリシジミ Favonius ultramarinus
2011年6月 [羽化] 北海道産 

分布[北海道・本州・九州] 時期[7-8月] 開張[32㎜前後]
ホスト[カシワなど]
写真の個体は2011.6.24に羽化したハヤシミドリシジミを室内にて撮影。
zephyrus(ゼフィルス)・・・シジミチョウ科に属する樹上性のミドリシジミを中心としたグループの愛称。ギリシャ神話の[西風の精ゼフィロス]が語源となる。
ゼフィルスの♂は金緑色~銀青色に輝く美しい翅をもつものが多い。
日本産[全25種]・北海道産[全20種]が生息し、蝶愛好家に絶大な人気を誇る表翅の美しい、zephyrus(ゼフィルス)シリーズの一種。

成虫は平地~山地のカシワ林に多く生息。年1回発生し、暖地では6-7月、寒冷地では7-8月に見られ早朝と夕刻に活動する。
♂の表翅は光沢のある青色を帯びた緑色で、後翅は黒色の縁取りがある。♀の表翅は全体的に黒色で前翅中央にうっすらと白みがかった斑紋が現れる。
裏翅は♂は灰色、♀は若干赤みを帯びる。後翅裏面、尾状突起の付け根にある橙色紋と雄の後翅外縁の黒帯がポイント。
ジョウザンミドリシジミ・エゾミドリシジミ・などに似る。



2011年6月 [羽化] 北海道産 ハヤシミドリシジミ ♂


 採卵ワンポイントアドバイス
[南面の日当たりの良いカシワの若い枝の表面に一卵ずつ産み付けられる事が多い]


【成長過程】

    
[孵化]2㎜        [2齢]5㎜        [3齢]11㎜       [終齢]16㎜       [蛹]
※ 画像をクリックすると拡大致します。


【北海道産 ゼフ卵シリーズ全20種完全網羅】

    
アイノミドリシジミ    ウスイロオナガシジミ   ウラキンシジミ     ウラクロシジミ      ウラゴマダラシジミ
[ミズナラ・コナラ]   [ミズナラ・カシワ]    [アオダモ]       [マンサク]        [イボタ]

    
ウラジロミドリシジミ   ウラナミアカシジミ    ウラミスジシジミ    エゾミドリシジミ      オオミドリシジミ
[カシワ]         [コナラ]         [カシワ・ミズナラ]    [ミズナラ]        [ミズナラ]

    
オナガシジミ       キタアカシジミ      アカシジミ        ムモンアカシジミ     ジョウザンミドリシジミ
[オニグルミ]       [カシワ]         [ミズナラ・コナラ]    [樹木とアブラムシ]   [ミズナラ]

     
ハヤシミドリシジミ   ミズイロオナガシジミ  フジミドリシジミ     メスアカミドリシジミ   ミドリシジミ
[カシワ]         [ミズナラ・カシワ]   [ブナ]           [サクラ]          [ハンノキ類]
※ 画像をクリックすると拡大致します。
※ 名前をクリックすると詳細表示致します。


■ いつもご訪問有り難うございます、明日もどうぞ宜しくお願い致します  
宜しければ2種類の [昆虫マーク] をクリックして応援お願い致します ☆☆☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも [こんちゅう探偵団] 宜しくお願い致します♪♪♪