エサキモンキツノカメムシ Sastragala esakii (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ミズキ・サンショウ・ハゼノキなど
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約11㎜~14㎜前後でツノカメムシ科ツノカメムシ亜科に属する。
日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は少ない。
成虫は樹上性でミズキなどの葉の上などで見られる。
エサキモンキツノカメムシは成虫で越冬し初夏に交尾~産卵後、8月頃に新成虫が発生。
近似種のモンキツノカメムシ(別名:マルモンツノカメムシ)に似るがモンキツノカメムシの
前胸背側角は強く横に張出し、前翅前方のハート紋も下側に切れ込みが入るなどで区別できる。
上翅に見られる黄色のハートマークがとにかく可愛らしいカメムシです。
雌は産卵後、産んだ卵を守る習性があるのでいつかその行動を撮影してみたいものです。
また、エサキモンキツノカメムシを漢字で書くと「江崎紋黄角亀虫」となり、
名前の由来になる「エサキ」は 昆虫学者江崎氏の名前からなる。
2022年6月 北海道 市内のクリの葉で見られたエサキモンキツノカメムシ
2019年5月 北海道 エゾエノキの葉の上で見つけたエサキモンキツノカメムシ
エサキモンキツノカメムシ
たいがい葉のスウィープで入る為ネット内での撮影が多くなる
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