こんちゅう探偵団

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スグリゾウムシ

2021年10月18日 |  ●ゾウムシ科


スグリゾウムシ Pseudocneorhinus bifasciatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] フサスグリ・ミカン・ハッカ・マメ・イチゴ・その他植物
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約5㎜~6㎜前後のゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布する小型のゾウムシで、産地は局地的で個体数も少ない。
体は灰褐色で黒い帯が目立つ、中央に薄い灰色の太帯があるが個体によって斑紋の差異がある。
成虫はホスト草元や葉上などで見る事が出来る、幼虫は土中で根を食べて育つ。
ちなにみスグリゾウムシはカキゾウムシに大きさや模様が似ているが体形がより丸っこい。



シオデの葉で見られたスグリゾウムシ



ヨモギの葉で見られたスグリゾウムシ



体に短い毛がまばらに生えている。



息子が自宅の近所で採集してきたスグリゾウムシ。
割と自宅付近で今まで採集する事が多い不思議なゾウムシ。


[スグリゾウムシが付いていた植物]

 
左:シオデの葉
右:不明植物


[カキゾウムシとスグリゾウムシ]

 
左:カキゾウムシ(体系が細丸っこい)
右:スグリゾウムシ(体系がより丸っこい)


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