
サビカミキリ Arhopalus coreanus (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] 針葉樹各種(主にマツ科)
[時 期] 6月~9月
※ 体長は約10㎜~27㎜前後のカミキリムシ科クロカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数は少ない。
北海道では主に南部に分布する。針葉樹の衰弱した木に集まり夜間灯火にも良く飛来する。
道央以北に分布するムネツヤサビカミキリに似るが、識別は胸部の艶のあるなしのようだが
個人的には良く分からない為採集した場所によってサビカミキリとムネツヤサビカミキリを区別している。
ちなみの前胸背板(胸部)部に艶がある方がムネツヤサビカミキリで艶の無い方がサビカミキリとして区別できるようです。
両種ともに体は全体的に黒褐色~赤褐色で和名の錆色となる。





針葉樹のやや弱り気味の樹皮で見られるサビカミキリ


夜間灯火に飛来したサビカミキリ


大きさには個体差がかなりあるが、写真の個体は割と大型の個体です
〖 サビカミキリとムネツヤサビカミキリの標本画像〗






サビカミキリの標本






ムネツヤサビカミキリの標本と生態画像
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