こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ウスイロカギバ

2016年11月22日 |  ●カギバガ科

ウスイロカギバ Callidrepana palleola
2016年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-9月] 開張[22-40㎜]
ホスト[ウルシ科:ウルシ・ヤマウルシ・ツタウルシなど]
写真の個体は夜間壁に静止していたウスイロカギバを撮影。

日本各地に生息するカギバガ科[カギバガ亜科]に属する蛾の仲間。
触角は雌雄共に両櫛歯状だが雌の櫛歯の方が短い。
ウスイロカギバには前翅中央付近の褐色紋が現れる有紋型と、この褐色紋が現れない無紋型がある。
有紋型はギンモンカギバに似ているので注意が必要です。
蛹で越冬、翌春成虫が羽化する。地色は綺麗なクリーム色で前翅両端はブーメラン型で茶褐色。
外横線は茶褐色で太い。


 
左:2010年8月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
中:2011年8月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
右:2015年5月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola


  
左:2010年8月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
中:2011年5月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
右:2014年6月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola


  
2016年9月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
札幌市内のツタウルシの葉についていたウスイロカギバと思われる幼虫。
幼虫もギンモンカギバに似ており、ギンモンカギバの幼虫は尾状突起が長く、ウスイロカギバの約2.5倍でヌルデを食べる。
ウスイロカギバの幼虫は尾状突起が短く、ウルシ類を食べて育つ。写真の個体は約20㎜前後だったので終令幼虫の様です。



2016年9月 北海道 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
上記幼虫が飼育下で蛹になりました。 蛹の回りには黒い[X型]の模様が見えます。
この模様をつくるは、本種ウスイロカギバとギンモンカギガの2種だそうです。
胸の中央部に黄褐色紋が現れているのでウスイロカギバだと思います、ギンモンカギバはこの部分が不明瞭な暗色になります。
蛹は繭を作らず腹端で葉上に付着し、黒褐色に白斑を有し鳥糞に擬態していると思われます。

飼育日記はこちら 『ウスイロカバ飼育日記
 

■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヒメオオさんへ (だんちょう)
2016-11-23 17:10:37
こんばんは(^-^)

ほんと寒いですねぇ、札幌市は今マイナス6度くらいでしょうか、外に出ても顔も手も痛いですよ

春が待ち遠しいですね(~▽~@)♪♪♪
返信する
今日さいたま市も寒い (ヒメオオ)
2016-11-23 13:45:41
寒さの苦手なヒメオオなので、明日は
最低気温1℃で雪も降るかもとのこと
で今から震えています。
チョウが舞う春が今から待ち遠しいで
す。
返信する
ワイコマさんへ (だんちょう)
2016-11-22 20:51:11
こんばんは(^-^)

コメントありがとうございます

そう言われて見ればそうかもしれませんね

ぼくはかぶれない体質見たいで、カンタリジンと言う毒を出す昆虫を捕まえた時もかぶれなかったんで良かったです。

さすがにイラガの幼虫を捕まえた時はひどい目に合いましたが
返信する
綺麗ですね (屋根裏人のワイコマです)
2016-11-22 20:04:01
ウスイロカギバ・・漆の木で育つんですか
ならば・・このウスイロカギバに触ると・・
漆にかぶれる人も出てきたりしませんか
比較的大きい昆虫ですから・・信州にも
漆の木は沢山ありますので、こんど注意
してみましょう
返信する

コメントを投稿