いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

政治はファッショ(ン)化。 fascism (or fashionism) of politics

2018-06-25 20:09:04 | 日記
 (1)内閣不支持率が支持率よりも高い政権が国の行政を進めるというのはどういうことなのか考えさせられる。多分、内閣は世論調査の数字は移ろいやすいもので、彼らは選挙で圧勝して支持を受けていると言いたいのだろうが、選挙は首相を選ぶものではなく議員、政党を選ぶものだから内閣支持率はやはり世論調査の数字に頼るしかない。

 安倍内閣支持率は直近の世論調査で支持する36%で支持しない40%が上回っている。それでも川柳には安倍内閣を3人に1人が支持するとはと書いているが、森友、加計問題で安倍首相に責任があると60%が答えており、政治責任は重い。

 (2)米国トランプ大統領も外から見ると人気があるのかないのかよくわからないところがあり、それでも保護主義、米国第一主義を貫いて、世界を相手に貿易戦争を仕掛けて一歩も引かない構えだ。

 従来型の政治は多くの国民の支持を背景に幅広く強力なリーダーシップで政治、政策、理念を推進するという政治原理があったが、今は一定利益代表としての狭い政治が推進力(dynamism)をもって自己満足、自画自賛型の政治が主流だ。

 (3)自民党も9月に総裁選を控えて安倍内閣支持率の低迷についてよく考えてみる必要がある。安倍首相そのものが国民世論に耳を傾けないと公言しており、そのうち国民にもわかってもらえるという受動的な政治姿勢の立場にあり、自画自賛型の政治姿勢にある。

 自民党でも選挙投票権の18才引き下げで、若者中心に支持率が広がっており、かっての現状否定による革命的、革新的政治変革を支持した若者概念が消えて、むしろ排他的なはっきりした原理原則論を支持する保守的理念、思想が力強く輝いて見えるのではないのか。

 (4)欧州を中心に極右政治思想勢力が台頭していることと共通している社会思想であり、それが多くの国民に支持される従来の政治理念に代わってそのうち国民がついてくる、わかるという独断的、独裁的政治手法が若者層中心に支持される今の政治事情だ。

 政治のカテゴリー(kategorie)ではファッショ化(fascism)された。今の若者層ではファッション化(fashionism)されたともいえる。

 (5)リベラル(liberal)といわれる自由な理想主義、革新的政治理念は、多様な政治選択、思想、理念、価値観をもたらしたが、それはまたとらえどころのないものでもあり、いつしか短絡的な若者層から敬遠される理解されないものとなってしまったのではないのか。

 本質とは何か、深く考え論じる努力、取り組みから逃れてはならない。

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