(1)NHK紅白歌合戦もあそこまで行くなら、英国からP.マッカートニーやR.ストーンズの歌、演奏でも聞きたかった。NHKも国民受信料でこの番組に相当予算をかけているようだから、何とかなったんではないのか。クラシックやジャズを取り入れてなんでもかんでもありの番組にふさわしい編成でよかった。
(2)P.マッカートニーは歌ではなく英国からの映像で紅白に出たことがあるのだから不可能ということでもない。コロナ社会で家のラジオでクラシック、ジャズを聞く機会もさらに増えて心に残る楽曲も多く、あの紅白ならクラシック、ジャズもスクランブル(scramble)生放送で聞いてみたいと思わせる。クラシック、ジャズにもインパクトのある聞かせるミュージシャンはいる。
(3)もちろん行ったことがないチューリップの鈴蘭高原での野外コンサートテープの放送でもあれば、それにこしたことはない年末になるといつも思って過ごしている。クラシック、ジャズも本腰をいれて聞くといいですよ。ポップスをフルオーケストラで歌うコンサートも増えている(が、ポップス、ロックはギター、ベース、ドラムの元素的サウンドが魅力)。
フルオーケストラが終盤にダダン、ダダン、ダダーンと力強くくればベートーベンで、ピアノからコロロン、コロロンと軽やかな柔かい旋律とくればショパンかとわかるようになり、作曲家の作品をあてる楽しみもある。
(4)変人もいる本場米国の伝説的なジャズミュージシャンの超絶技法のジャズに感動することもある。クスリに冒(おか)された超有名な巨人、ジャズミュージシャンがニューヨークからロスに公演のために列車で移動する最中に、途中砂漠の真ん中の駅で一人下車して砂漠をさまよう話など異次元のスケールの大きさがしのばれる(が、超人、天才は期待、頼りから必ずクスリから立ち直り再起する)。
(5)「今」のパラダイム世の中だったら多分やっていられない、相手にされないジャズの巨人たちの演奏力、超絶技法とともにありのままの姿に触れることができる。クラシックの分厚い楽譜集(score)を見たことはるが、ジャズの演奏を聞いているとジャズのスコアはどうなっているのか、アドリブは主旋律の音階の幅の中で自由に演奏すると聞いているがあの演奏でスコア・ボリュームはどれほどになるのか聞いてみたい。