雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

ワクチンの 副作用のこと 学んだよ

2014-09-30 10:43:30 | 愛犬の病気と手作り食
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日曜日に参加したレッスンで、トリーツをパクパク食べることができた鈴ちゃん。



これだったら、慣れたお散歩コースなら食べることができるかも?

と思って、昨日のお散歩は、大好きなチーズを持って


指示に従ったらまず褒めて、そしてチーズを鈴のクチの前に持っていくとパクパク。


食べてくれたんです。


他の人がいない散歩道はもちろん、


校門前に登校する児童や、迎える先生方が数人立っている

小学校の校門が見える場所でも食べてくれたんで


これは、鈴ちゃん一皮むけたかも。




外で食べられるようになったら


「系統的脱感作」と「拮抗条件付け」が一気にできて、鈴ちゃんも怖かったものも減らせずはず。


来週には4歳になる鈴ちゃん。


かなり時間がかかったけれど、ここを乗り切れば


もっとハッピーな毎日になるよ!!!



ここがママの頑張りどころよね。


今はまだチーズしか食べられないけれど

ときどきは、他のものも試して、最終的にはドッグフードも外で食べられるようにと思っています。







さて、この前の土曜日に行ってきた日本臨床獣医学フォーラムで、学んできたことをちょこっとご紹介。


といっても、聞いた話を風ママというフィルターを通して、ここに書いているので、それをわかって読んでくださいね。




まずは、混合ワクチンの話。


みなさんは、混合ワクチンを毎年接種していますよね。


ただ、副作用が出たワンちゃんは、毎年は接種していないかもしれませんね。



犬用のワクチンには、5種混合とか7種とか8種とかあって

うちはあちこち旅行に行くし、いろんな施設を利用するので8種混合を接種しています。


5種混合には、ジステンバーとかパルボとか、犬がかかりやすい感染症を防ぐものがセットになっていて

7種とか8種は、人にも感染の可能性があるレプトスピラの予防が含まれています。



で、ワクチンには

生ワクチンと言われる、生きている病原体を弱く薄めたものを接種する場合と

死活ワクチンと言われる、すでに死んじゃったものを入れている場合があるんですって。


生ワクチンは、体の中で抗体ができやすく、効果はバツグン。


実験として、外部の影響がない状態でのことですが、

一度接種したら、7年後も抗体がちゃんとあって、その病原体が入ろうとしても

免疫がしっかりできていて、感染しなかったらしいんです。



ということは、生ワクチンを接種だと毎年じゃなくても7年ごとでもいいのかもしれません。


ただし、この実験は外部の影響がない状態でのことなので、そうじゃない場合は

もっと短いかも・・ということでした。


なので、年に1回打てば十分効果が保てるってことで、通常年一回となっているみたいなんですが、生ワクチンなら、もうちょっと間があってもよさそうな感じにを受けました。


もちろん、抗体検査をしてちゃんとあれば、ワクチンを打つ必要はないらしいのですが、抗体検査は1項目3500円ぐらいかかって、5種だと17500円ぐらいかかるので、5種の混合ワクチンの方が安価。


副作用が出ない子なら、5種の混合ワクチンを毎年打った方が手軽ってことになります。



ジステンバーやバルボは、この生ワクチンがよく使われているらしいのです。

製薬会社によっては、混合ワクチンでも、全部生ワクチンだったり、一部死活ワクチンだったり、いろいろなんでしょうね。





で、レプトスピラは、死活ワクチン。


これは、正直半年ぐらいしか効果がないらしいのです。


なので、本来はレプトスピラだけは、年2回接種の方がいいみたいなんですが

こちらは副作用が多いので、まぁ年1回ぐらいでもいいかぁ・・・になっているようです。




それで、副作用の話も出ていました。


死活ワクチンは、効き目が悪い。


なので、その効き目をアップさせる力のあるアジュバントというものを追加するらしいのですが、


この「アジュバント」というものが副作用の原因になっているとか。


アジュバントは、免疫を活発にする作用があるんですが、顔が腫れたり、身体にシコリができたりするそうです。

その副作用は、出て当たり前で1カ月ぐらいで引くそうなんですが、一か月を過ぎてもおさまらない場合は、手術などの対処が必要になることも。


これは、猫のワクチンにも入っていて、猫はかなりこの副作用が出るらしいです。



以前は、猫の背中・・・肩甲骨の間に接種することが多く、そこに副作用のシコリができることが多かったそう。


今は、その場所の接種はやめるように獣医師に広めているけれど、

勉強会とかに出席しない獣医師は、知らずに「猫が舐めない場所」として、肩甲骨の間に接種しようとするかもしれないので、猫の飼い主さんは「そこはやめてください」と言うようにって・・・・・。





その他、猫のことだと

猫エイズウイルスは、ワクチンを接種していても、感染する場合があるとのこと。

特に健康保菌者(ウイルスは持っているけれど発症していない)の元気な猫が近所でうろついている場合がチョー危険。

「愛猫を外に出すと感染する危険があるので、ワクチンを接種していても外に出さない方がいいですよー」とのことでした。





風や鈴は、ラッキーなことに

混合ワクチンの接種後に、副作用が出たことがありませんでした。


でも、接種しているワクチンの何か生ワクチンで、何か死活ワクチンで


アジュバントが含まれているのか否かも知らなかった私。


もしも、何か影響があった時、


こういう知識が役に立つこともあるかも・・って思いました。


風ちゃんも高齢だし、これからワクチン接種を考える時がそのうちくるかも。



ただし、お宿やドッグランなどを利用する時は、たいてい1年以内のワクチン接種が義務だから、利用している間は接種を続けますけどね。






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