雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

久々の レッスン行って ゲっ粗相

2015-03-02 15:18:26 | ドッグダンスやアジリティ、トレーニング
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老いは悲しいというか、切ない…。


そう考えてはいけないことはわかっている。



できていたことができなくなる。

または、しなかったことをしてしまう。


そんなことがどんどん増えてきます。



あれだけ優秀だった風ちゃんが、こんな感じになるなんて…。


ある程度は、想像していたけれど

やはり目の当たりにすると「老いは、悲しい。いや見ていて切ない」とつくづく。



「できていたことができなくなる」

「または、しなかったことをしてしまう」

風ちゃんを見ると、切なさと愛しさがこみ上げてきます。





そんな風ちゃんの老化の進行がマシになるためなら、いろいろ頑張れる。






カイロプラクティックと鍼治療に行ったり、Tタッチをしたり、バンテージを巻いたり。


手作り食をしたり。


いろいろ頑張っているんですけれど、どんどんと老いを感じることが増えています。



一年前の風ちゃんは、あんなに元気ハツラツで優秀だったのに、この一年でガタガタに。



老犬は、年齢でなくその犬の状態で決まるんだなと思いました。




1年前の12歳の風ちゃんは、全く老犬じゃなかった。



しかし、今の風ちゃん完全に老犬です。



今までできていたことがイキナリいろいろとできなくなる。


お散歩もスムーズじゃなくなる。


ヨボヨボしてくる。


今までとは明らかに違ってくる時、それが老犬になった証拠だと思いました。






実は昨日、優良家庭犬のGCTのサブジャッジや専門学校ちば愛犬動物フラワー学園の講師をしている南條先生のレッスンを受けてきました。


オスワリが苦痛になっている風ちゃんは、すでにGCTの更新をあきらめたんですが
昨日レッスンは、老犬でも楽しめる「ノーズワーク」をはじめ、試験対策、クリッカークラスなど、ニーズに合わせた複数のコースを用意してくださいました。





オスワリやフセなどの服従を伴わない「ノーズワーク」なら、老犬の頭の体操になるので良いと、前回のGCTの時にジャッジの長谷川先生がおっしゃっていたことを耳にしていたので

そちらのコースを風ちゃんで参加しました。








教室のフロアは、ちょっと滑りやすいので

風ちゃんの爪切りをして、パットの毛もカットして


そして昨日の鈴ちゃんの戦利品であるグルーミングスプレーをして

風ちゃんをブラッシングしました。



風ちゃんにとって、何年ぶりかのお教室でのレッスンだもんね。




朝は雨が降っていなかったので、家の近所を散歩して

ちゃんと排泄をさせて、車で教室に向かいました。




駐車場から、教室のある建物に行く途中から、ポツポツ雨が降りはじめました。




風ちゃんのクラスは4頭が参加。


風ちゃんを含めて老犬2頭、若い子2頭って感じです。


今回のノーズワークでは、4つの箱を持参。


そのうちのひとつに、オヤツやフードなど


その子の好きなものを入れて、その箱を探させて、みつけて食べるというゲームです。





しかし風ちゃんは、教室に着いた頃には、もうヨボヨボで覇気がなく

超老犬度が増している感じでした。



そして、ノーズワークに入る前のウオーミングアップで


教室内を歩いた時に、後ろ足を滑らせてしまって


その時になななななんと、脱糞してしまいました。


もちろん、即刻片づけましが



ここは排便する場所じゃないってことは、風もよくわかっているはずだし

子犬の頃からも含め、そんな粗相はしたことがなかった。




でも、ひと月前ぐらいにも、家の中で後ろ足を滑らせ時にコロンと出したことがありました。



今回のもそんな感じで、自分の意識ではどうすることもできなくて、

出てしまった感じです。


朝の散歩では、ちゃんと排便もしたので、そんな心配もないと思っていたのですが

風ちゃんやってしましました。




子犬の頃の鈴なら、こういう脱糞事件はよくあったので

心の準備もできていましたが、風ちゃんがこういうことをしちゃうようになったのは

やっぱり「老い」のせいにほかならないと思います。



そう思うと「老いは悲しいし切ない」。


もちろん、このことで風を叱ることはないし、褒めることもしませんが

「優良家庭犬だった風がこんなになっちゃったんだね」と思うと、やっぱりね。



そして、ノーズワークのレッスンに入ったのですが


目の前の箱に入れたフードやおやつは食べるけれど


風ちゃんは、少し離れた場所の箱を全然探そうともしないし、動こうともしないんです。



なので私が複数置いてある箱の向こう側に行こうと動きました。


すると風ちゃんは、私についてくるばかりで


箱の方に興味を示さないんです。



で、対好きなチキンを箱に投入。





それでも、偶然その箱に近づいたら食べるけれど


そうじゃないと箱は無視で、ずっとママの方ばかり見ています。



もしかしたら、拾い食い防止トレーニングで、置いてあるものは指示がないと食べちゃダメだと教えていたので、今回もそれだと思っているのかも。


「拾い喰い防止トレーニング」の場合は、
我慢してたら、ママが取ってくれて、ママの手から食べられるんだもんね。





昨日は雨で特にヨボヨボ度がひどく、覇気がないこともあって

「ノーズワークの箱ゲーム」のルールをあまり理解してくれなかった感じ。


他のワンちゃんは、まるで麻薬探知犬のように探し当てて食べていたのに…。




ちょっと残念な感じで50分間のレッスンが終わりました。




そして、私は雨の中、一旦自宅に戻って

お昼ご飯を食べて、今度は鈴ちゃんとレッスンに。



鈴は最終のシャイドッグクラスに参加します。


鈴と似たビヒリのワンちゃんとのクラスです。


少し早く着いたので、クレートで待機の鈴ちゃん。





教室につくなり、尻尾は上がっているけれど


ピーピーという鼻鳴きばかりしていました。









鈴のクラスは、シャイドッグということで、最初は先生の手からトリーツを食べることから

スタートしました。




この場所に来たのは、今回で4度目。


最初は風ちゃんのGCT模擬試験の付添で連れてきたのですが、何もクチにすることができませんでした。


で、2度目に訪れたのは、9月でスペシャルレッスンの初受講。


この時は、鈴ちゃん史上はじめて、トリーツとしてチーズを食べました。


3度目は11月で、チーズだけはパクパク食べました。


なので4度目の今回も、大好きなチーズだけは食べられるだろうなーと思っていました。



そして、先生の手からチーズをパクパク食べていました。


さらにアシスタントの人の手からも食べさせるようにしてもらったんですが


風ちゃんのトリーツ用の残りのチキンがあったので、それをあげてもらったらパクパク。




こりゃ、もしかしして…と思って


ドライのドッグフードをあげてもらったら、それもパクパク。




めっちゃ進化している鈴ちゃんにビックリです。



雨ということで、教室の窓も閉まっていたし、


この日の最終クラスということで、他の人の出入りもなく、閉鎖された空間になっていたことも、鈴にとっては安心できる材料だったんでしょう。



先生と、アシスタントさん2人と、そのアシスタントさんのワンちゃん2頭と


シャイドッグクラスの受講生の2頭とふたり。



つまり教室の中には、人間5名とワンコ4頭だけ。



人の出入りもないので、ドアもしっかり閉めて


シャイドッグがこの場所になれるように、しばらく犬をフリーにして

室内ドッグラン状態にしてくださいました。



もう一頭のシャイドッグさんも、ワンちゃん同士で遊ぶのは大好きで


フリーになった途端、他のワンちゃんにプレイバウして、とっても楽しそう。



鈴も尻尾フリフリで楽しそうにあっちこっち走ったり、匂いかぎをしたり…。







多分、パピークラスでは、こういう時間を取ることが多いんでしょうが

オトナのワンコのクラスでは、なかなかこういう時間をとってもらえなかったりします。


でも、こういうタイプの犬には「ここが安心できる場所だ」と自身がわかることが大切で、そのためにはフリーにして遊ばせて「楽しい経験」を積ませることだと

わかっていらっしゃるんだなー・・と

つくづく感心してしまいました。




そして、このクラスでも最初は、風ちゃんがやったのと同じ「ノーズワーク」をやりました。


ドッグフードも食べられた鈴ちゃんなので、箱に入れるのはキチンひとかけとフード数粒にしてレッツトライです。



「サーチ」の掛け声と共に、鈴ちゃんすぐさま入っている箱をみつけて、パクパク。



アシスタントの人が、徐々に難易度をアップさせながら、箱を置くのですが


どこに置いても鈴ちゃんすぐさまクリアでした。




でも、その成功の影には、アシスタントの人が「ほかの箱が落ちてビビらないように」ガムテープで止めてくれたり


「びびり犬」が失敗しないような工夫をいろいろとしてくださっていたんです。



そういう指示をちゃんとアシスタントの人にしてくれている南條先生はさすがたなーと思いました。




ということで、ダメダメだった風ちゃんと真逆で、鈴ちゃん成功を連続してノリノリ。



つづいて歩いてオスワリ。歩いてフセ。などをしました。




さらに「トリックで教えていることがあったら、やってみましょう」と先生。



「自宅では、スピンやターン、足くぐり、ジャンプなどいろいろできるんですけれど

 ここではやってくれるかどうか…」と私。



すると「フードで誘導してもいいのでやってみましょう」と先生。




で、やってみたら


まるでお家の時のように、スピンもターンも足くぐりも足ジャンプも


すいすししてくれた鈴ちゃん。




昨日の教室での鈴は、まるでお家の中でやっている感じで、いろいろとしてくれました。



そうそう、イスに座っている私の膝に指示で乗る・・・なんてことも


やってくれました。




怖いものが何もない安心できる環境で、お腹が空いていると


ママに集中してくれて、まるでお家にいる時のようにできるんだと


とっても、うれしく思いました。



そして何よりもうれしかったのが、ママの顔を見てくれていたこと。



風は私の顔を見ることが多かったんですが

鈴は家を出るとほとんど私の顔を見なかったんです。



それは、他が気になるからなんですが


今回は、最初にフリーで遊ばせてもらって、安心できるとわかったらかもしれませんが


私の顔をちゃんと見ることも多かったですね。



もしかしたら、毎日日替わりでトレーニング遊びをするようになった成果かしら?




そして、鈴ちゃんと帰宅後、

再び風ちゃんを車に乗せて、カイロと鍼治療に行きました。




今回はかなり、御疲れが溜まっていたみたいで
なかなか鍼も抜けず


カイロの時にもガウりが入りました。



雨という天候のせいもあったのかもしれませんね。





帰宅後、帰ってきた風パパに、レッスンでの風と鈴のことを話しました。


すると…



「もしかして、何かのアクシデントで風と鈴の中身が入れ替わったんとちゃうか?

 脱糞といえば、風じゃなく鈴やし

 人前でトリックをいろいろするなんてことは、鈴じゃなく風やし」って。




確かに一年前の風だったら、今回鈴ができたことは難なくやっていたもんね。



まさか中身が入れ替わってる??


そんなことはないやろーけど…。











最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。

教室で粗相した風ちゃんに「ドンマイ」のポチっをお願いします。

【昨日のお散歩メモ】風ちゃん、ダメダメでヨレヨレ/雨
【昨日のトレーニングメモ】鈴ちゃん、クリッカートレーニングでママの目を見るを強化