サントラがついてくると聞いて、ウルトラゾーンのブルーレイ2巻を購入しました。
そこに収録されていたウルトラゾーン本編の「THE LOVE」が、非常に素晴らしい出来栄えでした。不時着し負傷したザラブ星人が、1人の女性に助けられ、いつしか共に暮らすのが当たり前の風景になっていったものの・・・という物語であり、最初から最後まで文句無しの名作だったと思います。
私が1番心に残ったのが女性とザラブ星人が、ごく当たり前のように日常を共にしているシーンでした。畑を耕し、のどかな山村を歩き、草原に出かけ、河原で絵を描く。そんな、人間同士なら特に気にも留めないような日常シーンがとても良かったです。ザラブ星人といえば地球人と友好関係を結ぶと見せかけて侵略しかけたり、ベリアルを復活させたりと悪知恵の働く、どちらかといえば悪役の宇宙人でした。しかし、そんなザラブ星人と地球人が一緒に暮らす。それも良いじゃないですか。1人のザラブ星人が悪だったからといって、全てのザラブ星人が悪とは限らない。改心したザラブ星人がいたって良いと思います。
この作品の中でザラブ星人が見せた変身能力は、誰かを騙すためでも陥れるためでもなく、相手の事を思っての変身。変身能力は相手と同じか似たような姿になる事で、相手との距離を縮めようとした、相手を思いやっての能力、不安にさせないための能力だったのかもしれません。
けれども女性は亡くなった夫の姿ではなく、あくまでも宇宙人の姿としてのザラブ星人でいて欲しかった。それこそがザラブ星人そのものなのだから。誰に偽る事も無く、その姿のままでも友好関係は築いていける。ラストは何故女性がザラブ星人を怖がらずに一緒に暮らしたのか、納得がいきました。きっとそこに至るまでも、数々の地球人と宇宙人の交流があったのでしょうね。出会ったのがどちらの姿であるにしろ、人間でもザラブ星人でも、愛した人には変わりない。アンヌの言葉を思い出しました。
日常の中に溶け込んだ宇宙人と地球人の交流を描いた、素晴らしい作品でした。こういうのが見たかった!
で、他にもコントやドラマも収録されていまして。「不良怪獣ゼットン」では、ゼットンが無口な不良として登場。意外と似合うから困る。個人的にはこのゼットンが一言も「ゼットン」と喋らないのが嬉しいですね。あれはゼットン星人の断末魔であり、ゼットンの声ではないと思ってますので。奇怪な「ピロロロ・・・」だけで良いんです、ゼットンは。
そこに収録されていたウルトラゾーン本編の「THE LOVE」が、非常に素晴らしい出来栄えでした。不時着し負傷したザラブ星人が、1人の女性に助けられ、いつしか共に暮らすのが当たり前の風景になっていったものの・・・という物語であり、最初から最後まで文句無しの名作だったと思います。
私が1番心に残ったのが女性とザラブ星人が、ごく当たり前のように日常を共にしているシーンでした。畑を耕し、のどかな山村を歩き、草原に出かけ、河原で絵を描く。そんな、人間同士なら特に気にも留めないような日常シーンがとても良かったです。ザラブ星人といえば地球人と友好関係を結ぶと見せかけて侵略しかけたり、ベリアルを復活させたりと悪知恵の働く、どちらかといえば悪役の宇宙人でした。しかし、そんなザラブ星人と地球人が一緒に暮らす。それも良いじゃないですか。1人のザラブ星人が悪だったからといって、全てのザラブ星人が悪とは限らない。改心したザラブ星人がいたって良いと思います。
この作品の中でザラブ星人が見せた変身能力は、誰かを騙すためでも陥れるためでもなく、相手の事を思っての変身。変身能力は相手と同じか似たような姿になる事で、相手との距離を縮めようとした、相手を思いやっての能力、不安にさせないための能力だったのかもしれません。
けれども女性は亡くなった夫の姿ではなく、あくまでも宇宙人の姿としてのザラブ星人でいて欲しかった。それこそがザラブ星人そのものなのだから。誰に偽る事も無く、その姿のままでも友好関係は築いていける。ラストは何故女性がザラブ星人を怖がらずに一緒に暮らしたのか、納得がいきました。きっとそこに至るまでも、数々の地球人と宇宙人の交流があったのでしょうね。出会ったのがどちらの姿であるにしろ、人間でもザラブ星人でも、愛した人には変わりない。アンヌの言葉を思い出しました。
日常の中に溶け込んだ宇宙人と地球人の交流を描いた、素晴らしい作品でした。こういうのが見たかった!
で、他にもコントやドラマも収録されていまして。「不良怪獣ゼットン」では、ゼットンが無口な不良として登場。意外と似合うから困る。個人的にはこのゼットンが一言も「ゼットン」と喋らないのが嬉しいですね。あれはゼットン星人の断末魔であり、ゼットンの声ではないと思ってますので。奇怪な「ピロロロ・・・」だけで良いんです、ゼットンは。