ひびレビ

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中二病でも恋がしたい! 第12話(最終回)「終天の契約」

2012-12-20 07:29:45 | 2012年アニメ
中二病でも恋がしたい! 第12話(最終回)「終天の契約」

最終回は凸守がツインテ解いたら美少女だったり、森夏が本当に良い女だったりと、良い場面もあったのですが・・・

・・・不完全燃焼です。もう1話と言わないまでも、10分ぐらい欲しかった。

つまらないリアルを受け入れるだけでなく、リアルを変えようと六花を誘った勇太。父への別れを告げた後、六花は再び中二病に。ただ、今度の中二病は一時的な守りではなく、父の死を受け入れた上での、リアルを変えようとする意思の強さの表れとも感じました。リアルを受け入れられずに変えようとするのと、受け入れた上で変えようとするのは違うでしょう。

人はいつも何かを患っている。そう簡単に中二病もやめられるものではない。それはそれとして、今後の母や祖父母との関係や、向こうにいる十花への連絡など、そういった場面も描いて欲しかったです。十花は六花の今後が心配だったわけですから、こうして死を受け入れて、現実を観ているのならば、中二病を趣味のようなものとして受け入れてくれるのかな。

人は一生中二病。中二病じゃなかったとしても、何かしらのイメージに捕らわれて、病を患っているとは森夏の談。自分だけがこの事実に気づけている!というのは、何となくテンション上がりますしね。夢想や想像、妄想を全くしないなんて人はいるのでしょうか。こうありたい、そうなりたい、ああだったら良いな。そういった思いは中二病では無いにしろ、似たような部分もある気がします。
妄想を行動に移せば、自分が動けば世界は変わるかもしれないですね。


終わってみれば本編&Lite、大半を楽しませてもらいました。森夏が世話焼きで良いキャラだったり、凸守がツインテを解こうが解くまいが可愛かったり。あの美少女には目を疑いました(汗。何気にOPでの踊りも一番好きですし、何だかんだで六花よりも好きなような(汗。でも六花の中二病っぷりは、毎回楽しく見させてもらいました。

ただ、最終回だけはどこか物足りなさを感じざるを得ません。悪くはないけど、モヤモヤする感じがぬぐいきれません。多分、小鳥遊家の今後に関するモヤモヤだとは思う。悪い方に転がることは無いでしょうけども・・・うーむ。

ともあれ、ありがとうございました!
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相棒Eleven 第10話

2012-12-20 05:04:41 | 相棒シリーズ
相棒シーズン11、第10話は予想通りの・・・

すずさんの予想通り、即身仏にまつわるストーリーでした。カイトが首を絞めたのは、暴行を受けてる最中に気絶したため、錯覚に陥ってしまったからと。災害の写真は気になっていましたが、竹筒は単に右京さんが遊んでるだけにしか見えなかった・・・!(汗。

平和を願う辰也の願いを何とか遂げさせようとしたまろく庵の人々。「誰かに迷惑をかけたのか」「どれほどの思いで~」・・・その言葉、全部そっくりそのまま返してやりたいです。平和を願う人の思いを遂げさせるためなら、暴行を加えても良いのかと。カイトも立ち入り禁止があったのに入ってきたのは問題ですが、事実を知って、個人的な感情を押し殺しての行動だったというのに。
豊茂らの行動は、辰也の願いを遂げさせる行動であり、無駄にする行動にも感じました。平和のために、人1人殺そうとしたという事が分かっているのでしょうか。彼らも彼らで、恩を感じていた人物が即身仏となる、死ぬのを見届けるという辛い選択をしたのでしょうけども、あそこまで強気な態度にはイラッときました。

「自分の意思で死ぬんだよ?」という豊茂の説得に「自殺はみんな、本人の意思です。他人の意思で死ぬなら、それはもう殺人です」といったカイトの台詞が印象的でした。即身仏になるという願いを遂げさせる事は、自殺の手伝いをするという事。どんな思いがあろうとも、本人の意思で死ぬならばそれは自殺に他ならないと。カイトは辰也の思いを汲み取りつつ、人が死ぬのも、自殺の手伝いをさせ続けるのも見過ごせなかったのでしょうね。

人を殺しかけてまで守ろうとした辰也の祈り。経過はともあれ、その祈りだけは届いて欲しいです。次回は正月SP!
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