見えない空気のプレッシャー

　「もうすぐセンター試験ですねー」と話すと「そうだっけ」と言われ、「国語と社会ぐらいですけど、問題はほぼ毎年見てるんですよー」というと「何で？」と言われる今日この頃。この2教科に関しては「今年の問題では～」というニュースを見かけるので、何となく気になります。

　とはいえ、もう受験する機会は多分無い立場だからこそこうして気楽に問題を眺められるのであって、受験生だったり、高校生だったりしたら問題を見たくも無いでしょうね（汗。いや本当、センター試験と運転免許の講習＆試験だけは二度と受けまいと固く心に誓っています。坂道発進とか、S字クランクとかマジ簡便。

　センター試験の何がプレッシャーだったかって、あの会場の重たい空気の他にありません。出てくる問題そのものは、言ってしまえば普段散々受けさせられた模擬試験のパワーアップ版みたいなものなので、そんなに違いはないと思うんですよ。
　ところが学校の試験のように休み時間にダベっている人もいなければ、他のクラス、他の学校の生徒と一緒に試験を受けているため、そもそもの会話も殆どない状況。いつもより人数が多い分、静まり返っていると殊更空気が重く感じる・・・あの雰囲気だけは本当に苦手でした。リスニングの試験前の静寂が特に。

　たまたま前の席に他のクラスの人がいて、休み時間にその人が話しかけてきてくれたから多少マシにはなったものの、あれは辛かったなぁ・・・あと、彼は何故見たことしかない私に話しかけてきてくれたのだろうか。あの空気に耐えられなかったのかな。

　そんなこんなで、一番の敵はあの空気だよなぁと今更ながらに思った今日この頃でした。いやしかし、センター試験の結果がいつもの試験よりも悪くて、大学の試験では前日まで試験範囲間違えてて・・・もしかして私、かなり綱渡りだったんじゃないだろうか（汗。