王様戦隊キングオージャー 第28話「シャッフル・キングス！」

王様戦隊キングオージャー　第28話「シャッフル・キングス！」

　沢城さんの幼い感じの声、やっぱ良いよね……ミントさんは良いぞ……

　さて今回は胡乱のゴーマによってギラとジェラミー、ヤンマとリタ、ヒメノとカグラギがそれぞれ入れ替わってしまうことに。分かりやすさのためか、ギラとジェラミーだけは中身は入れ替わっても声は本人のままでした。ギラの口調で喋るジェラミー、ジェラミーの口調で喋るギラが見たかったなぁ……でもギラくんのジェラミー演技凄いわ……中身完全にジェラミーだわ……
　個人的にはヒメノとリタのめっちゃ良い笑顔が印象的です。気づけばキングオージャーも折り返し地点ということもあり、みなさん互いの仕草のトレースが上手かったなと。特にカグラギを真似るヒメノが素晴らしかったですね。普段とのギャップも相まって可愛らしかったです。荒々しいリタもこれはこれで……（笑。

　しかし身と心が合わなければ上手く戦えない。加えて各国の王たちもやりたい放題……でしたが、その過程でヒメノとカグラギはトウフには食べ物だけでなく薬草もあることに気づき、イシャバーナでは医療に頼り過ぎで運動も大切だと気づかされ、戦闘においても可憐さと力強さという普段とは違う戦い方を身に着けていました。これぞまさしく医食同源。入れ替わりを見事に絆の深め合いに繋げましたね。
　じゃあリタとヤンマも！……と思ったらアレだよ！各々寛容さとルールの大事さを学ぶのかと思ったら、そんなこと無かったぜ！まぁ、らしいっちゃらしい戦闘方法でしたが。

　入れ替わることで気づかされることもある。後はゴーマを退けて一見落着。いやー楽しい入れ替わり回……かと思いきや、またも予想外の展開が待ち受けていました。これもある意味では入れ替わりと言えなくもない現象であり、サブタイトルも次回の展開と合わせて考えると「王様の人格が入れ替わった」以上の意味がありそうですね。
　今の遊びに追加ルールを設けたと思しきダグデド陣営。ルール無用のダグデドたちに、果たしてどのように立ち向かうのか。気になるところで、また次回。

仮面ライダーガッチャ―ド 第2話「追跡、錬金、スケボーズ！」

仮面ライダーガッチャ―ド　第2話「追跡、錬金、スケボーズ！」

　あ！現状最低レアリティがRだから微妙に手に入りづらいスケボーズだ！なお未だにコモンカードが1枚当たらない模様。

　さて担任教師ミナトの案内により、りんねも通う錬金アカデミーにて錬金術師になるべく、ケミーのオドリッパとカマンティスの重さを釣り合わようにするというテストを受けることに。宝太郎がりんねからあれこれ教えてもらっている一方で、スケボーズは金に目がくらみ、相方を裏切った人間の悪意にあてられてスケボーマルガムに変貌し……といった感じの第2話。

　休息に親しくなった印象を受けるりんねと宝太郎。そんなりんねが物を浮かせたりなんだりするのは錬金術……と言われましても、やはり指輪を使う点に加えて、りんねの衣装がウィザード劇場版を彷彿とさせるので、魔法に見えてしまいますね。
　第2話の敵はスケボーマルガム。楽しく走りたいスケボーズだからこそ、楽な人生のために逃走したい犯人の悪意に強く当てられてしまったんですかね？オドリッパ、カマンティス、更にはゴルドダッシュと一気に3体のケミーの力を新たに借りてスケボーズの救出に成功。そしてテストは思わぬ方法でクリアしていましたが、あの仕様のカードも出そうで怖すぎますね（汗。

　ルールを守るりんねと、ルールを破りつつケミーと共に自由に生きることを夢見る宝太郎。異なる二人の組み合わせがどんな反応を産むのか楽しみではありますが、色々矢継ぎ早だった第1話に対して、第2話は比較的落ち着いた感じだったなーと。
　もう少しりんねと仲良くなるのに時間をかけて欲しい気もしましたが、まだまだ錬金アカデミーに在籍している人物がいるようですし、ライバル登場ともなればあまりギスギスさせ続けるのも問題でしょうし、これぐらいがちょうどいいのかもしれません。
　また、オドリマンティスをワイルドモードで登場させたのは上手いですね。
　
　また、第1話でガッチャードライバーを宝太郎に託した風雅は、錬金アカデミーで管理していた101体のケミーを盗んで姿を消した存在とのこと。となると、錬金アカデミー内に真の裏切り者がいて、その人物からケミーを守るために誰にも何も言わず逃亡した……のでしょうか？
　この他、幼いりんねに語られた「暁の錬金術師」の存在は、ガッチャードの最強フォームに連なるものを感じます。ホッパー1が一緒にいたので、2枚のカードのうち片方はホッパー1で変身するのかな？


　「前回のあらすじ」で表示されたカードを見てオーメダルを思い出したところで、次回はアッパレスケボー登場。しかしオドリマンティス

ひろがるスカイ！プリキュア 第32話「大変身！キュアマジェスティ！！」

ひろがるスカイ！プリキュア　第32話「大変身！キュアマジェスティ！！」

　スプーンで変身するヒーロー……初代ウルトラマンオマージュですかね？

　さて強敵スキアヘッドの前に絶体絶命の危機に陥ったソラちゃんたちを救ったのは、新たなプリキュア・キュアマジェスティ。その正体は一体誰なのか……「えるだよ！」まさかアバンで正体バレがなされるとは思いもしませんでしたし、「まさか～」などと茶化さずにきちんと信じてあげるのもいいですね。「運命の子」という理由が無かったとしても、エルちゃんの言葉を信じていたことでしょう。
　子供が変身するプリキュアはキュアミューズやキュアマシェリなど珍しくありませんが、変身して体が大きくなるのはキュアエース以来でしょうか？想像とはいえ、他のプリキュアの変身ポーズを取るのも珍しいですね。

　しかし簡単に変身は出来ない。先輩プリキュアたちを手本に、あげはさんとあれこれ試してみるもののどれも上手くいかず。その都度エルちゃんの頑張りをちゃんと理解して支えてあげるあげはさんの優しさも光っていました。

　そんな時に現れたのはアンダーグエナジーにより巨大化したミノトン。プリキュアを探しつつも、これまで彼が積極的に行ってこなかった破壊を口にするあたり、理性が失われていることが伺えますし、自ら鍛えることで強くなろうとしていたミノトンをアンダーグエナジーにより強制的にパワーアップさせるというのも、ミノトンの意思を蔑ろにしていると感じました。そんなミノトンを前に、以前カバトンを救った時と同様に、敵であってもシャララ隊長と同じ手が使われたことに激怒するのはソラちゃんも印象的です。
　スキアヘッドの発言からすると、帝国の目的はエルちゃんの誘拐から消滅に変わった模様。となると、キュアマジェスティへの覚醒を未然に防ぐための誘拐だったんですかね？あるいはその力を使って何かを企んでいたとか、アンダーグエナジーを注ぎ込んで最悪のプリキュアを生み出そうとしていたとか……？

　そしてソラちゃんたちの「守る」という思いが結実し、「降り立つ気高き神秘」キュアマジェスティ覚醒！聞きなれた古賀葵さんの声ですが、改めてエルちゃんと同一人物ってのが信じられません……やっぱすげぇよ声優さんって……
　キュアマジェスティの口上には4人と異なり「ひろがる」が含まれていないあたり、他のプリキュアとは異なり特別な存在であるというのが分かりますね。変身シーンも優雅さを感じさせつつも、エルちゃんのあどけなさを残した印象を受けました。最後にきらめく星は運命の子の象徴でしょう。耳飾りが割ととんがってるな？と思いましたが、よく見ると先っぽが丸かったです。
　結構その力は圧倒的でしたが、真価が発揮されるのは次回かな？


　最強のエルちゃんを守るためにもっともっと強くなるのみ！と張り切るソラちゃんたちの一方で、何やら不安な様子のましろ。ましろは前回もエルちゃんを守れなかったことに人一倍責任を感じていました。共に戦うということは、傷つける可能性もあるということ。かつてソラちゃんがましろの変身して戦うのを拒んだのと同じ悩みを抱えているのかもしれません。
　次回はスカイランドの遺跡調査。何やらめちゃくちゃ動きそうな予感がしますが……？