ひびレビ

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爆上戦隊ブンブンジャー 第48話(最終回)「君のハンドル」

2025-02-09 10:18:05 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第48話(最終回)「君のハンドル」
 
 常槍本部長に毅然として立ち向かうのはカッコよかったのに、ブンドリオ復活に感極まって崩れ落ちるあたり、ぶれないなぁ、調さん(笑。

 さていよいよ最終決戦。グランツは傘を用いて戦っていましたが、傘は雨を防ぐためのもの。ピンドーにとってのリスクを防ぐ彼にとってピッタリの武器でしょう。
 そんなグランツとの決着をつけたのは射士郎でした。一度は裏切ったかに見えたものの、自分のハンドルを握り続けたが故に逆転の好機を作ることが出来た射士郎に対し、スピンドーにハンドルを渡し、自分で握ることを放棄したグランツ。共に信じる上司・仲間がいるという点では同じですが、そこに自分の意志があるかどうかという点で全く異なる二人でしたね。てっきりグランツ自身がサブタンクで、駆けつけて来たスピンドーが彼を吸収!みたいな展開もあるかな?と思っていましたが、そういう関係性では無さそうでした。

 スピンドーが求める悲鳴の世界に対し、ブンブンジャーが語るのは愛と笑顔の、悲鳴のない世界。そんな世界でスピンドーを否定するのではなく、一緒に走らないかと誘ってしまうのが実に大也らしく思えました。元よりスピンドーの影響力は絶大。そんな彼と大也たちが手を組み一緒に走れば、世界を、宇宙を変えることだって出来たかもしれません。
 それでも悲鳴と愛、互いの道は相容れず……ですが「自分のハンドルは自分で握る」という、一年間ブンブンジャーが大事にしてきた精神はスピンドーもまた同じ。辱めを受けて生き永らえるのを良しとせず、潔く散っていく様は敵ながらにカッコよかったですね。
 なお、常槍本部長と内藤社長はというと……正直ハシリヤンに裏切られて慌てふためくのかなと思っていただけに、ああいう決着は少々意外でした。特に内藤に関しては捕まった状況が状況だけに、千二くんへのフォローも描いて欲しかったなと。


 これでようやく夢に向かって走り出せるようになったブンブンジャー。BBG編があっても良かったかなーとも思いつつ、満足のいくラストを迎えることができました。夢に向かうみんなの背中を押しつつ、瞳ウルウルの先斗も良かったです。
 ここ最近はゼンカイジャー、ドンブラザーズ、キングオージャーと歴代の中でもかなり個性的な戦隊が続いていた中で、王道回帰といった感じのブンブンジャーは新鮮でいて懐かしい感じのする、安定感のある戦隊でしたね。個人的にはやはり、錠初変身&ダーツグルマー登場回の熱さで一気に引き込まれた記憶がありますし、ブンレッド119が登場したあたりで描かれた大也の憧れの先生の話や、ゴーオンジャー、トッキュウジャー、ゴーカイジャーの客演回が印象的です。個人的には錠がメインの回は全部当たりだったなーと。
 一年間ありがとうございました!そしてVシネクストの情報も公開されましたが……玄蕃とジェラミーは混ぜたらヤベーイ!

 で、次はまーた個性が爆発してそうなゴジュウジャー……果たしてどうなることやら。

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