ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーリバイス 第15話「撲滅!対決!デッドマンズ!」

2021-12-19 18:30:09 | 仮面ライダーリバイス
仮面ライダーリバイス 第15話「撲滅!対決!デッドマンズ!」

 都合の良い時だけライダーキックで呼び起こされるカゲロウくん。以前反転して出現した際は「まだ共闘とは程遠いな」と思ったものですが、こういった描写を見ると、辛口カレーと引き換えに協力体制が敷かれる日も遠くはないかもしれませんね。

 さて前回自分自身がいけにえであると知ったアギレラ様。オルテカはその事実を知ったうえで彼女に付き従っていた一方、フリオは何も知らされていなかった様子。アギレラ様を救うべく感情をむき出しにして反抗する様や、アギレラ様が望むならばと渋々儀式に力を貸したかと思えば、好機が訪れ次第アギレラ様を助けようとするなど、忠臣っぷりが光っていました。敵であっても、こうした忠義を見せられると応援したくなりますね。
 アギレラ様もラブコフを見て絶叫したり、ギフ様に触る狩崎をいつもの冷静さをかなぐり捨てて罵倒したりと、良い感じに感情を表に出していました。この2人、出来ることならヒロミさん共々生きていて欲しいですが、新章突入と同時にフリオは退場しそうで怖いですね…

 そんな今回はデッドマンズの本拠地に突入。ヒロミさんは因縁深いカメレオン・デッドマンを相手に戦闘。彼もまた今後が心配なキャラクターの一人です。今後もずっとリバイスを面白くしてくれると思うキャラクターなので…ヒロミさんによる振り返り動画、彼の熱さと人の良さが伝わってきて良かったですし。
 少々意外だったのが、カメレオン・デッドマンが若林の姿を利用しなかったことです。デモンズにトドメを刺されそうになった際、カゲロウが大二のフリをして一輝を動揺させたように、若林の姿を模して彼を動揺させるものだと思っていました。負けなくて良かったとは思いつつ、またも不穏な気配を漂わせているのが本当に気がかりですね…
 また、デッドマンズに関しても、少々意外な結果をたどった者たちがいました。ああいった者が今後も出てくるとなれば、戦う覚悟を背負った一輝であっても相当な重荷になるのではと気がかりですね。

 総力戦の最後を締めくくるのは、バリッドレックスの総力戦!卵ケースからポンポン出て来るリミックス形態には笑わされました。その後の一斉攻撃を見られて嬉しかったです。音声はあるけど使われない、ってこともある中で、きちんと披露してくれて何よりでした。お前らのことだよシフトトライドロンの音声たちぃ!グランプリとかすっげぇ見たかったのに、コウジゲンバーとかピーポーセーバーばっかりなんだもの…

 
 そんなこんなでまた次回。あ、映画見ました。ラストの昭和・平成・令和ライダーのチョイスは何だったんですかね……?まさか令和になってドガバキフォームが見られるとは思わなんだ。
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トロピカル~ジュ!プリキュア 第41話「会議だよ!トロピカる部、集合~!」

2021-12-19 18:08:21 | トロピカル~ジュ!プリキュア
トロピカル~ジュ!プリキュア 第41話「会議だよ!トロピカる部、集合~!」

 今回はまなつたちは「トロピカ卒業フェスティバル」のネタ集めのために各々の出会いや初変身を振り返り、チョンギーレたちもこれまでやられっぱなしだった戦いの数々を振り返る総集編!以上!終わり!

 …いやまさかこのタイミングで総集編とは思いもしませんでした。演劇のためのネタ集め、という大事な話ではあるものの、作品も終盤に差し掛かっているこの段階で振り返りというのは正しいような、時期的にはクリスマスを楽しむことが一番大事なのではないかとも思ってしまうわけで……まぁ常夏、この時期になっても冬服にも着替えていないまなつたちが、いきなり「クリスマスだー!」と言い出しても不思議な感じはしますけどね…南国のクリスマスがどういったものなのか、それを描くのも面白そうですが。

 …かと思いきや、次回予告では長袖に着替えていました。やっぱクリスマスやるんですかね?

 そんなこんなで次回は最強のヤラネーダ誕生。
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ウルトラマンコスモス 第62話「地球の悲鳴」

2021-12-19 07:59:44 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第62話「地球の悲鳴」

 「アヤノ隊員」呼びにこだわっていたアヤノが、「アヤノちゃん」呼びを受け入れて、いつしか自分から「ムサシ」と呼ぶようになるの好き。「ウルトラマンマックス」のカイトとミズキもですが、こういった隊員同士の恋愛模様も良いよね…

 さてカオスキメラの合成・自己増殖の問題はソアッグ鉱石により解決され、対カオスヘッダーの光明が差す中、ムサシの顔は暗いまま。
 EYESのみならず、防衛軍、そしてカオスヘッダーに滅ぼされた星を目の当たりにした経験があるが故にコスモスもまた戦いをやむ無しと判断しており、ムサシも戦いに疑問を呈することは出来ても解決策を提示することが出来ないため、望もうと望むまいと戦わざるを得ないのが現状。悩めば戦いで後れを取り、悩まなければ問題は解決せず、悩むのをやめてしまうときっと後悔する。一刻を争うこの事態においては焦りも生まれるでしょうし、考えも上手くまとまらないのかもしれませんね。

 そんなムサシをよそに、着々とカオスヘッダー一掃作戦は進むことに。手始めに地球にいるカオスヘッダーを一掃するべく、コスモスが使っているウルトラ信号でカオスウルトラマンカラミティを呼び出す作戦が取られましたが…ここまで進化したカオスヘッダーにそんな手が通用するはずもなく。逆にカオスドルバをけしかけられる羽目に。
 今回のコスモスはカオスウルトラマンカラミティのみならず、カオスドルバをも相手にしなければならない。さぞ苦戦を強いられるのではと思いきや、登場して間もなくカオスドルバにコズミューム光線を照射し、カオスヘッダーの除去に成功していました。カオスウルトラマンカラミティの力を知っているからこそ、万が一に備えてドルバだけでも救っておこうという意思の表れでしょうか。出来ればエネルギー消費は避けたいところでしょうに、それでも地球に生きる命を第一に考えるコスモスのブレない姿勢がカッコいいです。

 
 フブキ隊員をはじめ、防衛軍のナガレや佐原司令官など、ムサシに感化された人々が手を結ぶ中、その輪から離れたところで事態を見つめているムサシという構図がどこか寂しくも感じました。この期に及んで迷っている時間などない。しかし、迷ってこそのムサシという気もしますし…難しい状況下で、次回登場するのはあのエリガル。本当、要所要所で大事な役目を果たしますね、この怪獣…
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「映画 モンスターハンター」を見て

2021-12-18 15:19:41 | テレビ・映画・ドラマ
 日本で2021年に公開された実写映画「モンスターハンター」を見ました。

 本作はアルテミス大尉をリーダーとする部隊が突如として雷に見舞われ、次の瞬間に行きついた先はディアブロスらが闊歩する「モンスターハンター」の世界だった。訳も分からぬままモンスターたちに蹂躙されていく彼女たちの前に、1人のハンターが現われて…


 といった感じで始まる本作。とにもかくにも「実写版」の響きを聴くだけでビクッとしてしまう体質になっていますが、本作は……例えるならゲームが日本版ゴジラで、映画はハリウッド版ゴジラといった感じ……伝わるかなぁ、この表現(汗。

 本作は序盤はネルスキュラ、中盤はディアブロス、終盤はリオレウスとの戦いが描かれています。
 ネルスキュラとの戦いだけを切り取ると、巨大な蜘蛛に襲われるパニック映画と言われても信じてしまうと思います。ゲームでもゲリョスやフルフルの皮を利用する生態が描かれていたネルスキュラですが、本作では人間相手におぞましい生態を披露してくれやがりました。あのシーン、マジで気持ち悪くて、見る映画を間違えたかと思うほどでした。
 ディアブロスとの戦いでは「ネルスキュラを倒して得た素材を生かす」というモンハンならではの戦いが描かれ、そしてリオレウス戦においては、リオレウスがめっちゃ生き生きと動いているのが印象的でした。あれは空の王者ですわ……

 素材のために部位破壊を狙ったりする暇などなく、とにかく生きるために、モンスターを倒すために必死に戦う様が描かれている本作。モンスターも初期からいるリオレウスやディアブロスといったモンスターのみならず、比較的新しいネルスキュラなどが登場してくれたのは嬉しかったですね。また、未プレイですが「フロンティア」の用語も出てくるとは思いませんでした。
 
 ただ、生き生きとしているモンスターの見ごたえはあるものの、それ以外で特に面白い要素があるかと言われると微妙なところ。
 モンハンといえば多彩な武器や防具の組み合わせも醍醐味の一つですが、主に使われるのは弓矢や双剣、大剣?であり、それ以外の武器にあまり目立った活躍は無かったように思えます。ゲーム以上に武器よりも戦略がメインになっているので、武器の影が薄くなっているようにも感じました。後半登場するハンターたちの活躍は無いに等しいですし…「モンスターハンターの映画」というよりは、「モンハンのモンスターが出て来るアクション映画」な気がしなくもなく。
 あと、モンハンといえば!な、あの音楽に出番ってありましたっけ…聞いた記憶が無いのですが…

 ラストは如何にも続編がありそうな雰囲気を漂わせていましたが、どうなることやら。とりあえず、やたらと気持ち悪いネルスキュラと、終盤のやりたい放題のリオレウスだけは見ておいて損はない気がする映画でした。
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ウルトラマントリガー 第21話「悪魔がふたたび」

2021-12-18 13:25:47 | ウルトラシリーズ
ウルトラマントリガー 第21話「悪魔がふたたび」

 前回のバリガイラーの電撃の影響により、液状で発見された青色発砲怪獣アボラスと、赤色火焔怪獣バニラが復活!…正直今回はこの2体が延々と戦っているのを見るだけの方が面白かったかもしれません(汗。互いに互いを視認した際は思わず二度見したり、アボラスがひたすらバニラを叩いて回転させた後に火炎で逆襲される様は漫才を見ているようで楽しかったです。

 で、ケンゴがアキトをかばってアボラスの泡に囚われてしまったため、イグニスに協力を要請するとあっさり承諾。前回ユナに手を貸していたのも、彼自身の辛い経験が元になっていたとのこと。元から彼らと敵対関係にあったわけではないので、「遂に共闘か!」という熱さはありませんでした。
 そこからのトリガーダークへの変身・戦闘はぶっちゃけ微妙でしたね…ギンガ以降のインナースペース描写については「ウルトラマンを操縦しているようで好きではない」という苦手意識をもっていたのですが、今回ケンゴの調整によりトリガーダークの力をコントロールできるようになったイグニスの描写は、まさに私が苦手としているインナースペースの描写でした。
 また、少なからずトリガーダーク自身の意思が残っていることを期待していたのですが、もう無いっぽいですね…カルミラの呪術によりこの世に復活したトリガーダークでしたが、なんかもう「トリガーダーク」という存在は無く、単に「トリガーダークの力」しか残って無いんだなって…

 そんなこともあってか、その後の共闘もイマイチでした。共闘しているのがトリガーとトリガーダークというよりケンゴとイグニスなので、共闘するよねという当然の感覚しか湧いてきませんし…下からのアングルはカッコよかったですが、ここに至る熱さや葛藤が物足りません。
 しかもトリガーが現われてからの戦闘は凄くあっさりしていたように感じました。なので、最初に述べたとおり、アボラスとバニラの戦いだけを眺めていたかったなって…


 最後はちょっと意外な展開があったものの、次回予告を見ると「極上の餌」扱いなのかなって。
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ウルトラマンコスモス 第61話「禁断の兵器」

2021-12-18 08:17:03 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第61話「禁断の兵器」

 カオスウルトラマンカラミティを退けたものの、未だカオスヘッダーそのものは健在。ドイガキたちがカオスキメラに自己増殖を促すことに苦心している中、防衛軍は極秘裏に回収・強化改造を施していたヘルズキング改の存在をEYESに明らかにする。ソアッグ鉱石を搭載した最強の戦力として期待と不安んが寄せられていたが…といった感じの第61話。

 まずは人類の希望になり得たかもしれない存在・ヘルズキング改について。西条はその圧倒的なまでの攻撃力と防御力を自慢げに語り、完全に制御下にあると嬉しそうにフラグを立て続けていました。元よりEYESとは対立することが多い彼ですが、今回は特に悪役っぽく感じます。登場シーンの笑い方やセリフは敵の宇宙人が言ってもおかしくないセリフだなと感じるくらいでした。
 しかし佐原司令官は力に酔いしれる西条とは異なり、ヘルズキング改に関する思いと責任をムサシに語ってくれていました。ヘルズキング改の導入は人類を守るためであり、そしてコスモスの負担を減らすためでもある。例え悪魔と契約し、自らの手を汚そうとも、防衛軍の責務を果たそうとする姿勢を見せてくれたところで終われば「佐原司令官って良い人じゃん!」で終わりそうですが、ここでムサシが「汚した手で自分の首を絞めることにはなりませんか?」と問いかけることで話に深みが増していますね。
 佐原司令官は西条よりは冷静な判断力の持ち主ではあり、力の危険性を理解しているものの、だからといってヘルズキング改の使用が正しい判断とは限らないと印象づけてくれました。

 そして案の定、暴走を始めるヘルズキング改。コスモスの負担を減らすためという佐原司令官の思いとは裏腹に、またしてもコスモスに負担を強いることになってしまいました。当初コスモスがコロナモードで戦っていたのは、少しでもエネルギー消費を抑えるためか、以前の経験からコロナモードで何とか出来ると判断したからでしょうか。
 コスモスの窮地に際し、彼を助けたのはこれまでずっと共に戦ってきたチームEYES!コズミューム光線発射の直前にアイコンタクトで通じ合う様が印象的でした。コズミューム光線と共に放った援護射撃もタイミングバッチリでしたし、ムサシとコスモスのみならず、コスモスとEYESの絆も深まっていることが感じ取れる良い戦いでした。

 今回の一件は悪いことばかりではなく、カオスキメラ増殖に思わぬ光明を見出すこととなりましたが、ムサシの顔は険しいまま。ムサシは現状の力と力のぶつかり合いに疑問を持ち始めており、かつてエリガルを救えなかった経験が活きているように感じます。
 このまま争いが続けば、カオスヘッダーはカオスキメラを受け付けない実体カオスヘッダーを生み出すかもしれませんし、EYESや防衛軍はそれに対抗してより強力な対カオスヘッダーの戦力を備えることになる…そうなってしまえば互いに血を吐きながら続ける哀しいマラソンが繰り広げられるのは確実。負の連鎖を止めるにはどうするべきか。長きに渡るカオスヘッダーとの戦いの決着ももうすぐですね。
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ウルトラマンコスモス 第60話「カオス大戦」

2021-12-17 19:16:55 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第60話「カオス大戦」

 カオスウルトラマンはカオスウルトラマンカラミティにパワーアップ。エクリプスモードの技をも習得しているカラミティ相手に、既にエネルギーが尽きかけているコスモスが敵うはずもなく…加えてコスモスが地球上で戦える時間も残りわずかであることが、コスモス自身から語られました。
 1回あたりの登場時間は僅かとはいえ、毎回毎回命がけの戦いと保護を繰り返してきたわけですからね…そもそもムサシが休めばコスモスも休んだことになるのか、ムサシとコスモスの回復速度は同じなのかなど、コスモスが地球上できちんと休めていたかどうかも定かではないですしね…

 それでもなお逃げずに戦い続けることを誓うコスモスと、地球を自分たちの手で守り抜くことを誓うムサシ…この前に描かれていたコスモスが倒れるシーン、この後のアヤノとの会話シーンや、一発しかないカオスキメラの発射シーンなどを見ていると、どことなく「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」の最終回を彷彿とさせる描写もありました。
 特にアヤノとの会話シーンにおいて、アヤノは自分の思いを最後まで口にすることは出来ませんでしたが、ムサシが察するのが良いですね!「帰ってきたら聞かせて」とかじゃなくて、きちんとアヤノの思いに対して感謝を告げるのが良いなぁ…


 気持ちを一つに、再び現れたカオスウルトラマンカラミティに立ち向かう人類とコスモス。変身時のポーズからそのまま掌底を打ち込むのカッコいい!などと喜んでいたのも束の間。ろくに休めていないうえに、消耗が激しいエクリプスモードではコスモスのカラータイマーもすぐに点灯。これは危ういかと思った直後、ムサシの決意の叫びと共にコスモスは立ち上がってくれました。ここら辺のコスモスは、コスモス本人というよりもムサシがコスモスに代わって戦っているようにも見えました。こういった描写を見た後だと、「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」において、ムサシがコスモスとして喋っていても違和感は少ないですね。


 今回は難を逃れたものの、まだまだ脅威は去っていない。しかも次回の敵は…だから捕らえたロボット使って良いことなんて無いんだって…上手く使った例でパッと思いつくのはキングジョーSCですが、他にもあるのでしょうか。他のシリーズに幅を広げると、平成メカゴジラもある意味では似たようなものかと…
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おススメと言われても

2021-12-17 07:59:34 | 日々の生活
 先日「これこれ、こういう人におススメできるアニメは何か」と問われまして。

 …単純に「好きなアニメ」と言われたら、そりゃ最近も見返している「氷菓」などを挙げますが、特定の相手に対するおススメと言われると割と悩みますね…会ったことが無い人ですし、これまでどんなアニメを見てきたのか、作品の好き嫌いの傾向なども分かりませんから。一応、あれやこれやと悩んだ挙句に幾つか挙げたものの、気に入ってくれるかどうかはまた別の話だなぁ…と。
 反対に「これはおススメ出来ないだろう」というアニメはパッと思いついてしまうのが不思議です(苦笑。つまらないというわけではなく、こう、面白いんだけどタイトル的になかなかおススメし辛いものもあるわけで…

 ともあれ、出来ることなら私の好きなアニメを一通りおススメしたいところではあるものの、好きだからこそおススメするのにちょっと気が引ける、という気持ちも少なからずあります。
 万人受けする作品というのはなかなか無いというのが頭では分かっていても、いざ実際におススメした結果「イマイチだった」「つまらなかった」などの不評を聴いたら、ちょっと寂しくなってしまいますしね。その後もそのアニメを見るたびに「私は面白いけど、他の人はどこがつまらなかったんだろう」と余計なことを気にしてしまいそうですし。それはそれで、作品に対する見方や理解が深まるという点では良いかもしれませんが、アニメはもっと気楽に見ても良いと思うんですよ…

 とまぁ、そんなこんなで、おススメのアニメに頭を悩ませるたびに「あのアニメって○年前か…」という微妙なダメージを受け続けた今日この頃でした(笑。

 そういえば来年で「氷菓」放送から10年経つんですね…早いもので。事あるごとに見返しているので、10年前のアニメという感じが全くしません。折角なのでもう一回感想書くのもアリかなーとも思う今日この頃です。
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相棒20 第9話「生まれ変わった男」

2021-12-16 07:51:10 | 相棒シリーズ
相棒20 第9話「生まれ変わった男」

 今回は、かつて殺された男と同じ日に生まれた青年・吉岡翼が、偶然殺人現場となった駐車場を訪れた際、男が殺された瞬間の記憶を思い出し始める…という物語。

 吉岡は男の生まれ変わりなのか?吉岡が聞いた「タイヨウ」とは何を意味しているのか?両親が職や住まいを転々としているのは何故か?などの謎が解き明かされていくに連れて、どうにもやりきれない気持ちになっていきました。
 特にかつての殺人事件の真相は哀しいものでしたね…被害者がああいった行動を取るのは当然のことですし、きちんと話さえ出来ていればこんなことにならずに済んだでしょうに…真相が明らかになった時の犯人の態度は、ようやく重荷から解放されて泣きじゃくる子供のようでした。被害者家族のみならず、犯人の時間もあれからずっと止まったままだったのかもしれません。

 今回の事件の鍵を握る吉岡翼と「タイヨウ」の関係性は意外なものでした。最初は「タイヨウ」は犯人が身に着けていたものに描かれていたマークで、翼は現場近くに捨てられていた子供で、偶然子供を見つけた吉岡夫妻が彼を自分たちの息子として育てている…のかなと考えていましたが、真相は全く違うものでした。
 「タイヨウ」と聞くと「太陽」を連想し、そこから「翼」とくれば「イカロス」の逸話を思い出します。今回は翼が「タイヨウ」の真相に近づくにつれて、偽の翼が溶け落ちて本当の姿が明らかになっていく…そんな物語でもあったのかなと。

 今回も結構好きな話でした。やはり1話、ないし2話完結でスッキリしたいですね(苦笑。次回は右京さんと冠城くんが店員に扮することに。
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ウルトラマンコスモス 第59話「最大の侵略」

2021-12-15 20:38:24 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第59話「最大の侵略」

 ドイガキとハスミさんらがカオスキメラの合成に注力する一方、束の間の平和を満喫するムサシたち。「時間が止まって欲しい」と願うほどに穏やかで明るい時間が描かれたからこそ、後半の激しく、不穏な描写がより一層際立ちますね。かつてないほどに汚れた隊員服からも戦闘の過酷さが感じられます。

 カオスキメラ合成が間近であることを察してか、最大の攻勢に打って出てきたカオスヘッダーは、再びカオスウルトラマンとなって地球に出現。これまで同じ実体カオスヘッダーが二度出てきたことはありませんでしたから、カオスヘッダーのコスモスとムサシへの執着が相当根深いものであることが感じられますね。
 エクリプスモードをもってしても、その実力は僅かにコスモス優勢といったところ。主題歌がかかっているにも関わらず、画面の薄暗さが視聴者の不安をあおってきます。そして、主題歌もいよいよクライマックス、このままいけるか!?というところで…この期待と不安が入り混じった描写、良いですねぇ…

 また、今回はムサシとフブキ隊員の絆が描かれたのも印象的でした。当初は犬猿の仲だったのに、フブキから「春風コンビ」を解散させまいとする思いが語られたのはグッときました。他にも前半の休息シーンではアヤノ隊員がムサシにポテトを追加していたりと、ちょっとした描写でも関係性の進展が見て取れて良いですね。

 コスモスの制限時間を狙ったうえでの作戦か、はたまた想定外の事態故の助け舟か。いずれにしろ更なる脅威と化したカオスヘッダーを前に打つ手はあるのか…
 話は変わりますが、私はコスモス放送当時、最終回近辺はチラホラ見ていました。相手が相手なだけに苦戦する描写も多くて、それ故に「エクリプスモード=負担の大きいモード」という印象が強かったです。これまでの戦いだとあまりそういったイメージはありませんでしたが、この先どうなっていくのか、改めて見ていきたいと思います。
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