みりおロミオver.だけを観る予定だったのですが、まさかの午後の部のアフタートークに釣られてしまい、結局ダブル観劇しました。
仕事休みでみりおロミオが観れる日が今日しかなかったので、今日が早くもみりおロミオMy楽となりました。ってくらい…、自分でも信じられないくらい月組のロミジュリにはまってます(笑)
ぶっちゃけ書きます。
みりおロミオ最高!イメージにピッタリ!みりおロミオでDVDが欲しいくらい。色んなロミオを観たり聴いたりしてるけど、みりおが一番いい。
もちろんマサオも悪くないねんけど、みりおの方が死と隣り合わせの儚さと危うさを兼ね備えていて、あらゆる点でツボ。夢見る夢男君的な存在感がピッタリで、ジュリエット絡みの歌はどこでも泣けてくる。
マサオとのダブルキャスト、まんまと宝塚の策略にはまってしまってますが、この策略正解やね。マジ、みりおロミオいいよ。
なんせ、マサオのティボルトも適役なんだよね。もちろん、みやるりマーキューシオも。あらゆる点において、みりおロミオver.の方がリアリティーがある。
アフタートークがなければ、まさおロミオは千秋楽まで置いておきたかったけど観てしまいましたが、まさおロミオは、正に男役トップが演じるロミオって感じが強くなってきてるかな。良くも悪くもね。若さはあっても儚さはない。死を背負ってる感じがない。それが悪いと言ってるのではなく、そのパワフル感がトップやな~と思わせてくれる。みりおにはないパワフル感です。
全体的な感想は前回と変わらず、クオリティは維持されていて、ダブルキャストだからではなくこのロミジュリは私好みに仕上がってます。専科のお二方の存在は大きい。やはり仮面舞踏会はイマイチやけど…。
アフタートークは「天国のヴェローナ」というタイトルでのトークだったんですが…、まあまあ面白かった。
一番面白かったのは、ちゃぴが、ジュリエットが飲む薬の苦さ(役作り上で)に関して、毒ではないので苦しくはならない…(みたいな内容)の発言に対して、マサオが、誰に教えてもらったの?と訊いた時の返し…、
“先生です…”と普通に。
“神父さんじゃないんや…”
とマサオのツッコミで爆笑(笑)
とてもリアルな回答に笑わせて頂きました。そうですよね…、先生ですよね…。(笑)
正確な内容と残りはスカステニュースでご覧ください。
今日のまとめ:言い訳するつもりないけど、このロミジュリと「藪原検校」似てるかもと思った。どちらも親や大人の犠牲という点で。
あと、今更ですが愛と死についても考えました。愛=死、ではないけど、重みは同じかな…と。トークショーでたまきち君が愛と死は表裏一体と言ってたけど、確かに交わらんよね…と思った。
ってことは「エリザベート」の世界観は…。あれは愛と死が交わったのではなく…。ってことは「メランコリア」もまた…。
ロミジュリもまた愛と死の輪舞やねんな…と。今ごろ輪舞の意味が…。ずっと間違って解釈してました…。
ちょっと雑談…:男役が演じるロミオで思い出したこと書きます。
かなり昔の内容なので分からない方のほうが多いと思いますが、
かつてカナメさんこと涼風真世さんがオスカルを演じた時の話です。
カナメさんはオスカルを三度演じました。先ずは星組特出でまだ月組で二番手だった頃です。私は生では観てませんが、ニュース等でちょこっとだけ見たのですが、はっきり言って女性でした。正直気持ち悪かった。この公演の前作で雪組公演で観たいっちゃん(一路さん)と全く正反対のキャラだったので。ぶっちゃけ、いっちゃんオスカルは原画とは程遠いヴイジュアルでしたが、魂に感動して私は星組公演ではいっちゃんのオスカルを観ました。
星組の時のカナメオスカルは嫌だったけど、次の花組では特出のカナメさんとヤンさんで観ました。
正直書くと、この時のカナメオスカルはめちゃくちゃ良かった。ちょうど女性の部分と男っぽさの両方を兼ね備えていて、まさに原作から飛び出したヴイジュアルと演技に感動しました。
ちなみにヤンオスカルも大好きです。ヤンさんは鬘にこだわっていて、最初の仮面舞踏会で初めてフェルゼンに出会うシーンでは、まだ若い設定だったので短い髪の鬘で登場してました(原作通りに)。星組特出の時のヤンオスカルは伝説だったので、やはり伝説になるだけの役作りはあると感心と感動しました。特にアンドレとのラブシーン。一瞬躊躇う表情が最高に良かった(笑)ちなみにこのシーン、スカステニュースでみわっちのインタビューで見せてくれました。懐かしかった。
で、カナメさんがトップになった時のお披露目で演じたオスカルが…完全に男に近かったんですよね…。これはビデオ等があるので分かると思います。まさにトップの貫禄で、花組で観た時のオスカルとは全く違って正直残念だった。でも作品的にはどのオスカル編より一番良かったんですが…。
で、今回マサオロミオを観て思ったのが、カナメさん同様、トップになると、どんな役でも役を通り越して凄いオーラが出るということ。決して悪くはないし、それがトップの勲章だと思うのでそれはそれでいいんですが、残念な部分もあるな~と今回思いました。
だからこそ、トップでないミリオがロミオを演じるのは、まさに花組で観たカナメオスカルのようなある意味重圧のない自由さみたいなものを感じました。だから、ある意味このダブルロミオは私には正確だと思いました。もしミリオがトップでロミオを演じたらこんなにはまらなかったと思うんです。反対の方はごめんなさいm(__)m
仕事休みでみりおロミオが観れる日が今日しかなかったので、今日が早くもみりおロミオMy楽となりました。ってくらい…、自分でも信じられないくらい月組のロミジュリにはまってます(笑)
ぶっちゃけ書きます。
みりおロミオ最高!イメージにピッタリ!みりおロミオでDVDが欲しいくらい。色んなロミオを観たり聴いたりしてるけど、みりおが一番いい。
もちろんマサオも悪くないねんけど、みりおの方が死と隣り合わせの儚さと危うさを兼ね備えていて、あらゆる点でツボ。夢見る夢男君的な存在感がピッタリで、ジュリエット絡みの歌はどこでも泣けてくる。
マサオとのダブルキャスト、まんまと宝塚の策略にはまってしまってますが、この策略正解やね。マジ、みりおロミオいいよ。
なんせ、マサオのティボルトも適役なんだよね。もちろん、みやるりマーキューシオも。あらゆる点において、みりおロミオver.の方がリアリティーがある。
アフタートークがなければ、まさおロミオは千秋楽まで置いておきたかったけど観てしまいましたが、まさおロミオは、正に男役トップが演じるロミオって感じが強くなってきてるかな。良くも悪くもね。若さはあっても儚さはない。死を背負ってる感じがない。それが悪いと言ってるのではなく、そのパワフル感がトップやな~と思わせてくれる。みりおにはないパワフル感です。
全体的な感想は前回と変わらず、クオリティは維持されていて、ダブルキャストだからではなくこのロミジュリは私好みに仕上がってます。専科のお二方の存在は大きい。やはり仮面舞踏会はイマイチやけど…。
アフタートークは「天国のヴェローナ」というタイトルでのトークだったんですが…、まあまあ面白かった。
一番面白かったのは、ちゃぴが、ジュリエットが飲む薬の苦さ(役作り上で)に関して、毒ではないので苦しくはならない…(みたいな内容)の発言に対して、マサオが、誰に教えてもらったの?と訊いた時の返し…、
“先生です…”と普通に。
“神父さんじゃないんや…”
とマサオのツッコミで爆笑(笑)
とてもリアルな回答に笑わせて頂きました。そうですよね…、先生ですよね…。(笑)
正確な内容と残りはスカステニュースでご覧ください。
今日のまとめ:言い訳するつもりないけど、このロミジュリと「藪原検校」似てるかもと思った。どちらも親や大人の犠牲という点で。
あと、今更ですが愛と死についても考えました。愛=死、ではないけど、重みは同じかな…と。トークショーでたまきち君が愛と死は表裏一体と言ってたけど、確かに交わらんよね…と思った。
ってことは「エリザベート」の世界観は…。あれは愛と死が交わったのではなく…。ってことは「メランコリア」もまた…。
ロミジュリもまた愛と死の輪舞やねんな…と。今ごろ輪舞の意味が…。ずっと間違って解釈してました…。
ちょっと雑談…:男役が演じるロミオで思い出したこと書きます。
かなり昔の内容なので分からない方のほうが多いと思いますが、
かつてカナメさんこと涼風真世さんがオスカルを演じた時の話です。
カナメさんはオスカルを三度演じました。先ずは星組特出でまだ月組で二番手だった頃です。私は生では観てませんが、ニュース等でちょこっとだけ見たのですが、はっきり言って女性でした。正直気持ち悪かった。この公演の前作で雪組公演で観たいっちゃん(一路さん)と全く正反対のキャラだったので。ぶっちゃけ、いっちゃんオスカルは原画とは程遠いヴイジュアルでしたが、魂に感動して私は星組公演ではいっちゃんのオスカルを観ました。
星組の時のカナメオスカルは嫌だったけど、次の花組では特出のカナメさんとヤンさんで観ました。
正直書くと、この時のカナメオスカルはめちゃくちゃ良かった。ちょうど女性の部分と男っぽさの両方を兼ね備えていて、まさに原作から飛び出したヴイジュアルと演技に感動しました。
ちなみにヤンオスカルも大好きです。ヤンさんは鬘にこだわっていて、最初の仮面舞踏会で初めてフェルゼンに出会うシーンでは、まだ若い設定だったので短い髪の鬘で登場してました(原作通りに)。星組特出の時のヤンオスカルは伝説だったので、やはり伝説になるだけの役作りはあると感心と感動しました。特にアンドレとのラブシーン。一瞬躊躇う表情が最高に良かった(笑)ちなみにこのシーン、スカステニュースでみわっちのインタビューで見せてくれました。懐かしかった。
で、カナメさんがトップになった時のお披露目で演じたオスカルが…完全に男に近かったんですよね…。これはビデオ等があるので分かると思います。まさにトップの貫禄で、花組で観た時のオスカルとは全く違って正直残念だった。でも作品的にはどのオスカル編より一番良かったんですが…。
で、今回マサオロミオを観て思ったのが、カナメさん同様、トップになると、どんな役でも役を通り越して凄いオーラが出るということ。決して悪くはないし、それがトップの勲章だと思うのでそれはそれでいいんですが、残念な部分もあるな~と今回思いました。
だからこそ、トップでないミリオがロミオを演じるのは、まさに花組で観たカナメオスカルのようなある意味重圧のない自由さみたいなものを感じました。だから、ある意味このダブルロミオは私には正確だと思いました。もしミリオがトップでロミオを演じたらこんなにはまらなかったと思うんです。反対の方はごめんなさいm(__)m