大国・ロシアと戦う日本を世界中が凝視(ぎょうし)していたが、その中に、あの人々がいた。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」では、大男に挑戦する小さな男がいるのだが、この大男がロシアで、小男がニッポン、「ポグロム」で苦しむロシアのユダヤ人にとって、そのニッポンほど驚くべき人々はいなかった。
だから、
「BC538年にユダヤの10部族は エルサレムにもどらなかった」
「霧深き山のかなたに消えた 彼らは東へ東へと去っていった」
「日本の勇気・賢さ・潔さ そう だから あの10部族の子孫ではあるまいか」
「栄光の10部族の一部は 東海の島国にたどりついていたのだ 彼らはその子孫なのだ」
「その鏡には
『われは ありてあるもの』
そう記されてあるというではないか」
壮大な誤解であろうか、はてまた・・・
ともあれ。天才的リーダーと優秀な情報分析家のコンビは、歴史を、見事に変えてくれたようだ。