天皇システムには、4度の変遷があるのかもしれない、
1、権力を持った古代の天皇制
2、権力から権威への南北朝の天皇
3、王政復古と廃仏毀釈の明治の天皇
4、謀略と傲岸(ゴウガン)なGHQの象徴天皇
4は、アングロサクソンによる天皇制の解体の試み、なにがあったか、不徹底に終わった、
「共産勢力の台頭で 防波堤の役割をになわせたのかもしれない」
4の背景には、民主主義と男女平等があり、GHQの方針は、
「あまり強くなっては こまる」
この国はタテ型でやってきた、そういう文化なのだ、これを壊すには「ヨコ」をインプットすればいい、このstrategyは成功したか。
1は権力を持っていた天皇、このなかの武断派は、相当なコトをしたようだ。
2は興味深い、その対立と混乱のうちに、権力の不毛と限界を知悉し、形而上的世界にジャンプ・アッフする、これは世界の政治史の奇跡、北京を訪れた田中角栄に不倒翁・周恩来が。
「昭和天皇に よろしくお伝えください」
3は古代の亡霊が蘇った、時代の逆転である。そのツケは300万人の戦死者になった。
明治維新はイナカモンの利権争い、ようやく気付き始めたようだ、孝明天皇の公武合体を踏みにじった長州・薩摩の謀略こそ責められるべきだろう、100年のロス。゚