夜、こっそりと上陸して数週間・数か月・・・
一度、紹介したが、数年前、イセザキモールから桜木町への裏通り、トツゼン、
「おにいさん あそぼ」
「あそぼ あそぼ あそぼー」
ミニ・スカートが立っている、前にもいる、
「こりゃあ いかん」
あわてて反対側に、
「キキキ キイー」
ひかれそうになった、その数日顔、立ち飲み屋のオヤジに、
「あんなガリガリのカラダで ショーバイになるのかな」
「ダンナ それっ オンナじゃあ ありませんぜ」
「ススス スカートはいてたよ」
「スカートはいてりゃあ オンナだって だれがきめたんです」
「クレヨン・シンちゃん」
「あれは オトコ オトコです」
「その論拠(ろんきょ)は」
「そこの電柱に 立ちション」
「うううーん」
「おっきなモンが ニーハオ ニーメン・ハオ」
完敗である、
「ひっかからなくてよかったですね」
「うん」
「夜 酒飲んでいたら わかりませんからね」
それにしても、彼ら、どうやって上陸して、どこに住んでいたのか。