The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

「街道を行く」の絡繰り 7

2018-12-28 13:40:06 | 世界経済
 
 夜、こっそりと上陸して数週間・数か月・・・

 一度、紹介したが、数年前、イセザキモールから桜木町への裏通り、トツゼン、
 「おにいさん あそぼ」
 「あそぼ あそぼ あそぼー」
 ミニ・スカートが立っている、前にもいる、
 「こりゃあ いかん」

 あわてて反対側に、
 「キキキ キイー」
 ひかれそうになった、その数日顔、立ち飲み屋のオヤジに、
 「あんなガリガリのカラダで ショーバイになるのかな」
 「ダンナ それっ オンナじゃあ ありませんぜ」
 「ススス スカートはいてたよ」
 「スカートはいてりゃあ オンナだって だれがきめたんです」
 「クレヨン・シンちゃん」
 「あれは オトコ オトコです」
 
 「その論拠(ろんきょ)は」
 「そこの電柱に 立ちション」
 「うううーん」
 「おっきなモンが ニーハオ ニーメン・ハオ」

 完敗である、 
 「ひっかからなくてよかったですね」
 「うん」
 「夜 酒飲んでいたら わかりませんからね」

 それにしても、彼ら、どうやって上陸して、どこに住んでいたのか。
 

「街道を行く」の絡繰り 6

2018-12-28 09:21:24 | 世界経済
 
 この寺の一角にフシギなお堂があった、それが「笑い堂」、その時は、だれもいなかった。

 かなり前には、時々、滞在する人がいた、彼らの話し声が笑っているように聞こえた、それは、海上の大船から小舟をおろし。その川をさかのぼり、夜間に上陸し、このお堂に滞在したようだ。

 ある年の夏、書道の研修会が開かれ、集まった書道の教師が、この寺の長持ちの中の書や掛け軸を調査、ひとりが、
 「おっ これ 王義之じゃあないか」
 大騒ぎになった、しかし、まもなく静まったから、ニセモノだったんだろう。

 こういったもの、住職が代わるたびに散逸する、
 「これ もらう約束になっていましたから」

 ところで中華街の奥に古びたアパートがあり、アジア系が出たり入ったり、ある人が、
 「夜 上陸して2~3週間 滞在して もどっていくんだよ」
 
 それは、ホントウであろうか。