The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

祭政プログラムのインスツール 下

2014-04-01 23:08:32 | Weblog
                        
 グローバリズムは自由経済・自由貿易を拡大させるのだが、やはり、人々の較差や不平等は増大するだろう、そして、一部の金融資産家は、やはり、さらに強大なチカラを持つようになるのではなかろうか。

 近代資本主義は、近代社会の産物だが、近代とは、人間中心の世界であり、その中で、勝ち組の少数グループの支配が進行している、彼らの傲慢(ごうまん)を制限するものがないか、根本的には、人間を越える原理が必要であり、そのひとつが、この「祭政システム」、どうだろう。

 それだけでも風通しが良くなる、我が世の春を楽しむグループにもうひとつの価値をつきつける、そして、不平等な社会を改革する道を開く。

 祭政とは、人間以上のものを祭ることで、おそらく人類の出発から成立したものであり、未開や古代社会の産物であるが、そのエッセンスを抽出して、この世界に抽入する、ちょっとは飲み心地が良くなるだろう。