今回講入したGM-100DFXは致命的な欠陥を有している。安く手に入れたのでやむを得ない。どんな症状かと云うと「音が出たり・出なかったり」を繰り返しています。多分、長い間使われていなかったのだと思います。リバーブ等は正常に動作していますが、クリーン音源の部分でヴォリュームが上手く機能していません。音自体は出ていますが音量が足りません。中古品の購入では「個体差」が出て来ます。この状態では3ヶ月位電源を入れ、活性化させれば正常な機能に戻ると予想して居ます。それでも治らなければ「修理」に出すしかないでしょう。マーシャルのコンボアンプで最後に残った「壁」です。ゆっくり楽しみながら「活性化」させれば正常に動作してくると思います。MG-50でも同じ様な症状が出ました。現在では正常に音が出ています。(ノーメンテ)
私のオリンパスシステムの箱(C50 S6仕様)やユニットはJBL社のユニットがメインです。LE15+#375+HL88(蜂の巣)、LE85+#2305(小型蜂の巣)、#2405が基本ラインです。これにハイルドライバー、DECCA SW8リボン型、ビクターリボン型の7ユニットを使っています。
従来から言われている「JBLのじゃじゃ馬な音」は皆無です。「スッ飛んで来る音」も殆どありません。有るのは「濃密」で「シルキーな音」ですね。JBL社のユニットの持つ「潜在能力の高さ」を引き出すように努めています。それでいて「ヌケ・キレ・ノビ」のある音に拘っています。「エッジの立った音」なのに嫌な音がしない。チェロの弓の「こすれる音」などを描き出します。オーケストラは、奥行きのある表現でマーラーの巨人1楽章の遠くで鳴るトランペットなどステージ感を出して来ます。安心して聴いていられる音のバランスを取っています。
JBL社のオリジナルオリンパスのサウンドを聴いてきた方は最初はビックリされます。大概の方のオリンパスのウーハーはLE15AのシリアルNo20000番台(灰色フレーム)のモノだと思います。それだと「粘る様な低音」の癖の強い音です。私の使っているLE15のシリアル#1000番台の初期型(青色フレーム)だと殆ど癖が有りません。ウーハーで基本的な音の70%以上を出して来ますので、ここで大幅なイメージチャンジしています。
クラシック音楽でもJAZZでも「その場の雰囲気」で鳴らしてくれます。「音質アップ」させる事を目的に、過去20年間努力して来ましたが、もうここら辺で十分では無いかと云う処まで来ていると思います。そのキーワードは「ケーブル類」だと思います。一般に使われているケーブル類では到底たどり着けない高みに来ていると思っています。音数の多さや音の厚み、ステージ感等自分では「一つの世界」を持っているシステムだと思います。
自宅システムを処分する事は決めたが何も行動はしていない。別に処分する必要性もない。現在5セットのシステムを所有している。まずは小さいシステムから順次進めて行くのが妥当だろう。現在年金生活だが、質素な生活なので年金が残る。バイク1台・カメラも3台持っているが、初期投資が終わっているので、ランニングコストは殆どかからない。カメラは上級者用やプロ用だ。去年までは毎日カメラを持って写真を撮っていた。
まずはこちらのシステムから処分する事になるでしょう。「お守り」を減らさなくては・・・。
色々な趣味を持っているが、それらの初期投資は終わっているので、維持するために使わなくてはならない。カメラも無理をしない範囲で最新型に切り替えて来ている。次も考えているが台数を増やさない様心がけている。一時カメラも8台体制にした事も有ったが、3台に減らして、更に減らしたいと考えるが、用途や楽しみの観点から現状維持を堅持している。
ウォーキングしながら音楽を楽しんでいる。1時間に6000~7000歩歩く。連日2万歩を越えている。3時間以上歩いている計算だ。時には4万歩以上の時も有る。ウォーキングも1万歩以上にしてから30年経過する。オーディオにのめり込んだ方は早死にする。オーディオ評論家に早死にが多いのは「真面目に聴きすぎるからだ」と思う。「音楽を聴く行為」は身体を動かさず、じっとして音楽を聴く・・・「血行不良」の原因だと思う。「身体を動かさない行為」は不健康である。だから2時間聴いたら2時間歩く事を基本に運動をするようにいしている。おかげで体力や気力が10歳は若いと思う。しかし身体自体はそうは行かない。あちこち傷んで来ているのを感じる。年相応の身体の変化が起きている。
サブシステムを処分する事に決めてから、ほとんど聴かなくなりました。取り敢えず、使っていない機器を処分して行きたいと考えている。ただ、現在は他に優先事項が有って手が付けれない。少しづつ進めていければ良いと思う。
このデッカのリボンツイーターも修理をしなければならない。漸く修理の方法を探し、手を付け始めようと思う。
2つのメインシステムが完成しているので、もうオーディオに投資する事はないだろう。それよりも、本来の目的である「音楽を楽しむ」事の方が大切だと思っている。
毎日2セットの「お守り」を続けている。いつまでお守りできるだろうか? 「年金生活」に入り、いただいている年金でつつましく暮らしていると十分である。今までに集めたLPやCD,MDでソフトも十分にある。持っているもので楽しんでいける。
毎日が平々凡々と過ぎて行く。毎日2セットのメインシステムを鳴らしている。毎日鳴らす事がこの20年間の仕事見たいなものだった。
規則正しい生活をして来たが、昨夜は羽目を外してしまった。夜中にお酒を飲んで寝たのが3時、起きたのは11時。体調がすこぶる悪い。二日酔い・・・と云うのだろうか? 今までこんなに酔っ払うほどお酒を飲んだことが無かった。やはり規則正しい生活をしていた方が良さそうだ。
昨年12月頃から(気温が10℃以下になる頃)動作不良の目立った機器が増えた。その中の1台にSONY MDS-E58も有った。3月になり暖かくなって10℃を超える気温になった。久しぶりにこの機種に電源を入れて回してみた。あら不思議??全然異状なく使えるでは有りませんか!!!
他にも同様に12月になって動作不良になったMDS-E55もDM-7080も動く様になっています。昨冬も同様の症状の出たDM-9090の電源部のコンデンサーを、昨年交換したら今冬は正常に動作していました。
1980~1990年代の機器は、製造されてから30~40年も経過しています。電源部のコンデンサーのみならず、回路に使われているコンデンサー系は劣化が進んでいると推測されます。MD機やDAT機、CDP等のソース機器は言うに及ばず、アンプ類もコンデンサー類の見直し・交換が必要になって来ていると推測します。
この事が分からず、余計な機器を沢山「買い込んでは手放し」を繰り返してしまいました。買う時は正常品との事でも、売る時はジャンク品です。かなり損をしてしまいました。
資金が出来たら、古い機器は随時「コンデンサー交換」に出していきたいと考えています。機器は正常に動作してくれないと使い物になりません。
自宅システムのサウンドの仕上がり具合をアナログレコードで確認して見ました。やはり、高域用アンプの活性化度が低いのがネックですね。低・中域用アンプは1年の「鳴らし込み」をしていますが、高域用アンプはその間、3台も入れ替えして、鳴らし込みは約半年間です。半年間の違いで、パワーアンプの活性化度が全然違います。
高域用アンプではDECCAのリボンツイーターがメインで鳴ってくれないと良いサウンドにはなりません。チャンデバのアッテネーターではMAXレベルで、無理して音量を上げているが、音自体の出方が少ないので低・中域とうまく繋がっていません。・・・やはり、あと半年はかかると云う事か・・・と判断しました。
SONYの1965年~1972年までのアンプを11台集めました。2台は自宅システムで使っています。残りの9台はサブシステムで使っています。現在2台は眠っています。
プリアンプも2台用意しています。上段のTA-2000プリは、自作電源ケーブル(高級品)を使い出したらノイズが出てきましたのでメンテに出しました。メンテ後「ノーノイズ」で使える様になり、鳴らし込みが楽になって来ました。50年前のアンプですので、必ず「メンテナンス」をして使っています。
古いアンプの場合、「発火」や「漏電」の危険性が有りますので痛い目にあいます。実際に「煙」を吐いたり、SPを2セットも壊したりと、「授業料」が高く付きました。
このまま2~3年鳴らし込めば、本来の性能を確認できると思っています。2000Hrの鳴らし込みをして初めて「機器の評価」が出来ると思っています。その頃には当方の最高峰のケーブル類に交換されている事でしょう。
「枯れた音のする名品」と云われたスペンドールBC-Ⅱスピーカー。
ユニット構成は20㎝ウーハーとの2ウェイ+スーパーツィーターの構成。スーパーツィーターの対入力が小さいので大音量再生は無理。スーパーツィーターがクリッピングします。
ミニ管球アンプのシステムで柔らかく静かに奏でるように鳴らすと絶品でした。
最初の「内部配線交換」したときの配線(化け物シリーズ)。最終的にはこの上のグレードの配線に変えて完成させました。出てくる音は「音楽」が聴けました。
専用のSPスタンドに設置して妥協しないようにして鳴らしていました。