前回報告した300B モノアンプの1台がTrail仕様化が完了しました。
もう1台も明日にも完成の予定です。
まずプラグ類の外装の比較をします。かなり高級感がでました。 オリジナルの状態では「みすぼらしい」ですね。XLRソケットとIECインレットを追加・RCAプラグとSP端子の交換をしています。
SCS-34(ルシファー)が使えるようにすることとバランスケーブル、電源ケーブルの交換が出来るようになっています。
内部の配線の交換前後を写真でお見せします。残念なのはトランス類から直出し配線がでていますので途中から繋いでいます。UTCのA22トランスを追加してバランス伝送化をしています。A22は音色が素晴らしいトランスなので音色もかなり改善されます。
出て来たサウンドはまったくの別物のレベルになっています。如何に内部配線での「伝送ロス」の多い事か!!
まだ本格的な「音質改善」はこれからです。安物の抵抗類をアーレンブラッドレーに、コンデンサーもスプラグのオレンジドロップかソーレンのフィルコンを予定しています。球ももっと良い球に交換を予定しています。既に6SL7の球はシルバニアの黒からRCAの赤(高信頼管)を手に入れています。整流管も国産の東芝製をウェスチングハウス製に交換予定です。近いうちにRCA球やウエスタンの球も手に入れたいと予定しています。
ちなみにオリジナルとTrail仕様のアンプを2台並べて試聴をしてみましたが、Trail仕様のアンプの音の広がりや音圧のアップでオリジナルは殆ど聴けないレベルになってしまいました。存在感がまったく違います。