Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE101Dppアンプを使ってみる

2012年02月11日 | ピュアオーディオ

We101dpp2

先日引っ張り出したWE101Dppアンプを自宅に持ち帰り、3B252Bアンプと入れ替えてシステムに繋いで見ました。

We101dpp1 (3B252Bアンプは横で眠らせます)

昨年繋いだ時より遥かに良いサウンドが出ています。C40のヒューズ交換前だったので、本領が見えていなかったようです。3B252BシングルアンプのサウンドからWE101Dpアンプに繋いでの印象は、低域の力感・音の厚みはプッシュプルの凄さかも知れません。3B252Bアンプのサウンドと同等かそれ以上の印象に聴こえます。予想以上の音質に驚いています。

低域の質感・ドライブ力は完全にWE101Dppの方が良いですね。下の方にも伸びています。中音も高音も音の厚みが有り、レンジの不足感は有りません。WE101Dの球の威力と云うか、この音色は3B252B(STC4033L)の音色よりも深い音色です。余韻も多くピアノのタッチ辺りのコロコロと転がるようなメロディにはうっとりさせられます。

まだ今回は2時間ほどしか聴いていませんが、もう馴染んだかのような鳴り方です。出力はプッシュプルなので1.4Wくらいでしょうが、入力トランスを使ってXLR化していますので半分の0.7Wぐらいしか出てないように思います。プリアンプのボリュームは12時~1時の方向まで上げています。(3B252Bの場合は9時の方向)

この感じならづっと使い続けられると思います。わずか0.7Wぐらいの出力で使えるのはD130ウーハーならではかも知れません。