Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私のオーディオ流儀「機器の潜在能力を出来るだけ引き出す」・・その8

2015年06月15日 | ピュアオーディオ
仕事で色々な問題点を解決して来た。その手法・手段等をオーディオにも用いて対策・改善をして来た。

「良くなった」・「良くなかった」と云う単純な判断では、「技術」や「ノウハウ」は獲得できない。それは「相対評価」で有るからだ。「絶対評価」的な判断が求められる。

「良くなった」には「良くなった」理屈や原理が存在する。当然「良くなかった」にも理屈や原理が有る。失敗から学ぶ事は沢山有る。100個の対策をして90個以上の失敗をしても良いではないか?。最後の一戦で好きな音質を獲得できれば良いと思う。「失敗」を恐れて何もしない事は「停止」している事に他ならない。頭の中で「あーだ・こーだ」と素晴らしいアイデアを考えても「実践」しなければただの「絵に描いた餅」。「実践=行動」する事こそが「音質アップ」させる事で有る。

「絶対評価」をする為には、「着眼大局」して自分の欲しい音質を箇条書きに書いて見る事だ。まず目的をはっきりさせる。箇条書きした内容には「正反対」の要望項目が有る事も有る。実際にやって見て、「結果」から「原理」を考えてみる事が大切だと思う。次は「仮説」を立ててデミングサイクルを回す事が出来る。