Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私のオーディオ流儀「機器の潜在能力を出来るだけ引き出す」・・その4

2015年06月10日 | ピュアオーディオ
私の「音質アップ対策」は「1本のケーブルを作る」処から始まっている。ケーブルには見向きもしないで雑誌でお勧めの「機器のグレードアップ」ばかりをして来たが、いっこうに思う様な音質になってくれない。そこで何種類かのラインケーブルを購入して試してみたが、一般的なメーカー製のケーブルでは全然状況が変わらない。「激変」と云える変化を感じる事が出来なかった。8N/9NだOFCだ、無酸素銅だと騒がれていたが、「・・・だからなんなのさ・・・」的なモノでは落胆するばかり。

自作品のケーブルを買って、初めて「これは何だ!!!」とビックリした音質のするラインケーブルに出会ったのが10年前。それはブラックスーナーをRCAケーブルに仕立てて有ったモノ。「スーナーケーブルとの出会い」が私の「ケーブルへの目覚め」です。

それからというモノ、スーナーケーブルを色々と集めました。スーナーケーブルは米国の軍事用やNASA等に納入されているメーカーなんですね。パトリオットミサイルの写真とか見ると「ブラックスーナー」みたいなケーブルが付いていますね。オーディオ用には開発されていないので、オーディオに使えそうな線材を探す事をしなければなりません。2重シールドはごく当たり前の同軸ケーブルが多く、おまけにやたらと太く硬いケーブルが多い。

ブラックスーナーで「音質」が激変する事を知ったので、「全てのケーブル」(電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル)をブラックスーナーで作って見る事にし、システム全体のケーブルを統一しました。その結果。「音質」は劇的に良くなりました。音数の増加、立体感の明確化、エネルギー感の増加等、欲しいと思っていた指標が大幅に改善できましたが、「何処か詰まった感じ」のするサウンドでした。その頃は「直出し電源ケーブルの機器」や「SPのオリジナル配線」はそのままで、おまけにプラグ類もまちまちで、「統一」感が有りませんでした。当然それが音にも出ていたと思います。

プラグ類も「コストパフォーマンス」の良いモノをと思って初めは使っていましたが、価格の高い最高級クラスのプラグ類はやはり音質も群を抜いていますね。良いケーブル材を使うと一般普及品とはケタ違いの音質になります。こうやってプラグ類も選定が進み、「鳴らし込みの効果」も確認して知る様になりました。そうやって聴き続けて行くと、不具合なポイントが次から次に見えて来ます。