自宅2階のシステム(JBL D208システム)も、残すはSPケーブルの交換のみ。現在SPケーブルはベルデンの#9497を使っているが、このSPケーブルの限界は低い。電源ケーブル・ラインケーブル・アンプ内配線・SP内配線は当方自作の「ゴールドスターシリーズ」(No2グレード)で統一している。明らかにベルデン#9497の能力では太刀打ちできない。
ベルデンの#9497は非常にカチッとした質感で、良く出来たケーブルであるが、メリハリが強すぎるところがある。それに情報の量に対応できていない。伝送容量不足である。
現在のサウンドは「最低ライン(ベルデン#9497)に引っ張られたサウンド」で、個人的には受け入れがたいサウンドである。この状態で、ジェットストリームの軽音楽やブルックナーやマーラーを楽しんでいる。それも深夜12時頃聴いている。部屋の中は音でいっぱいであるが、外に出るとかすかになっている程度で隣家に迷惑をかける心配はない。これはトレールの性能に負う処が大きい。