Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私の求めるのは「音質」

2022年12月24日 | ピュアオーディオ

私がオーディオを始めたのは18歳の時。20歳頃には「音質」を求める様になっていた。システムも1セットだけでは「音質の違い」は分からない。初めから複数のシステムを作っていた。


「良い音楽を良い音質で・・・」と求めて来たが、初めは「音の違い」だけで「何が?良い音質か?」も漠然としていた。あちこち試聴にも出かけては「溜息」の日々が続いた。やはり「高額」で「大きなスピーカー」には原理的に一歩抜きんでて居る部分がある。それは「実在感」や「スケール感」、「空気感」等である。ブックシェルフサイズのSPでは出せない世界が有ると痛感した。


現在は、ブックシェルフサイズのSPの位置付けも決まり、その中での「音質」も理解できる様になった。後は「何処で妥協する」かだ。サイズで出ないモノを如何に補い、如何に諦めるかだと思う。出来るだけ高い位置でそれを実現したいと思う。

メインシステムで培った技術をスケールダウンしてサブシステムに継ぎこんでいる。デカいシステムでは出来ても、小さなシステムでは出来ない事も有る。そのまた逆もしかり。それぞれの利点をうまく使って「音質優先」で使っていきたい。だから、どんな機器を使うかではなく、どんなサウンドを出させるかが自分にとっての興味津々な所。