アルテックの620AのTrail仕様化が完了しました。当初は「ルシファー仕様」での交換を考えていましたが、端子が持ちませんので急遽Trail仕様(SCS-33)にての交換に致しました。写真のダクト穴からケーブルの太さをご覧ください。下の写真で見えるようにしています。
交換後のサウンドはズバリ「トップランク」のSPに変身です。軽く張りのある低音と唄う中高音、音の伸びは低域側も高域側も広がっています。Trail仕様の特徴である反応が良くきらめくような質感です。JAZZのシンバルのサウンドが実在感を持っています。ピアノの強打鍵音は目前で演奏しているリアル感が有ります。
試聴はMC2600で行いましたが、本来の「管球アンプ」のシステムでも十分なサウンドが出てきます。準備中のVT-62ppアンプ(Trail仕様)とWE310Aプリ(Trail仕様)で来年1月中には鳴らせるように出来るでしょう。この組合せが出来れば一生物のシステムになります。
またTrail仕様化とはどんなものかも教えて頂けたらありがたいです。
よろしくお願いします。
この時点では内部配線に「化け物シリーズ」のケーブルを使っていましたが、最新版は更に太い「ルシファーシリーズ」にしています。
太いケーブルにする理由は「伝送ロス対策」です。配線の断面積に比例して音数が多くなります。
Trail仕様化のもう一つの理由は「オンの音」と「オフの音」の確保です。この両方を意識してやるとALTECのユニットの潜在能力が引き出せます。
使っているケーブルは
http://soundtrail.co.jp/p06.html
に掲載しているSPケーブル SCS-34 です。
こんなに太い線材を内線として使うなんて驚きでした。
今はオリジナルの内部線材をベルデンに替えて少しは音数が増えたかな~と感じていますが、線材を替えることで更に音数が増えるということになるのですね。
驚きました。
お値段にも驚いています。
でも大変勉強になりました、これからも拝見させていただきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
ありがとうございました。
これだけで「音数」が「激変」しています。「音数」が沢山出る事でピーク・ディップが大幅に減少し、聴き易くなり、音楽表現が変わります。