昨日フルテックのインレット FI-09(R) が来ましたので ジョデリカETP600 と交換をしようと思いましたが、サイズが大きく使っているプリアンプに収まりきれませんでしたので元のフルテックのINRET(R)に戻しました。
サイズの比較をご覧ください。左からINRET(R)→ETP600→FI-09(R) の順にサイズが大きくなっています。
奥行き寸法も同じように大きくなっていますので、取り付けスペースを確認しておかないと交換できなくなります。
今回入荷したFI-09(R)は別の機器で後日確認したいと思います。上の写真が裏面の配線取り付け部です。信頼性的に「?」の感じです。
インレット部での「伝送ロス対策」と思っていたのですが、「ネジ式」のものは「接触抵抗」が上がりますのであまり好ましくありません。半田付け方式の方が良い半田を使えば大幅に「伝送ロス」を低減できます。
半田付けタイプのINRET(R)に戻しましたら質感が上がりましたね。ETP600は交換した直後から疑問符が付いていました。普通は交換直後は良く聞こえるものですがそれさえも感じれなかった。INRET(R)に戻しましたら音のキレ・ヌケが数ランク上です。「微音」と呼んでいるかすかな音の数が全然違います。当然余韻の拡がり方もINRET(R)の方が良いです。早いパッセージの場合ETP600では「モタモタ」した感じを受けましたが、INRET(R)ではストレスなく流れて行きます。
推測ですが同じフルテックのFI-09(R)にしても同じような感じを受けるのかもしれません。「半田付け式」と「ネジ止め式」の方式の違いからくるものと思います。
ETP600について・・・。「Cu」(銅)にはCu独得のマテリアルサウンドが有ります。その範疇から出ないどころか最もCuの色を濃くしたサウンドだと思います。