Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

贅沢な使い方をしている。

2023年08月01日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムを毎日2時間は聴いている。このシステムは3ウェイマルチアンプシステムです。3ウェイなので3台のパワーアンプが要ります。メインシステムなのでパワーアンプは非常に贅沢な使い方をしている。


低域にM・レビンソンNo431Lを使い、内部のヒューズ3本はFXヒューズにしている。FXヒューズにしてやっとSUPERTRAIL仕様の管球アンプに近づいたようです。具体的には「音の厚み」が素晴らしく良くなりました。

中域はSTC4033Lシングルアンプです。(SUPERTRAIL仕様)オール英国球の古典管を使っています。普通このシングルアンプ1台でネットワーク方式のオリンパスを軽々と鳴らします。

高域用に使っているGE6550シングルアンプ(SUPERTRAIL仕様)も、これ1台でALTEC#604系のスピーカーを軽々とドライブします。一般の方のGE6550ppパワーアンプではこのシングルアンプに太刀打ちできません。音の厚みや音数、ヌケ・キレ・ノビの面でかなり先を行っています。

低域は重いコーン型ユニット(LE15)なので、このユニットを管球アンプでドライブすると「瞬発力」が足りません。音の立ち上がり・立下りののスピードが物足りなくなります。ただ普通にTr型のハイパワーアンプで鳴らしても「音の厚み」が不足します。

中域や高域にはホーン型ユニットを使っており、能率が良いのでハイパワーは必要ありません。この部分は「音の厚み」の有る管球式が良いですね。また「音色」も管球式の方がしっとりして聴き易いです。

マルチアンプ方式はパワーアンプに贅沢だ出来るシステムかも知れません。


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